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文献詳細

雑誌文献

精神医学7巻10号

1965年10月発行

文献概要

研究と報告

躁状態様病像を呈した全身性エリテマトーデスの1症例

著者: 清水英利1 大森勇1 仁木繁1

所属機関: 1徳島大学医学部神経精神医学教室

ページ範囲:P.896 - P.900

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I.緒言
 1875年に,Kaposi & Hebra1)により,エリテマトーデスに精神症状が見られることが最初に記載されて以来,多数の報告が行なわれてきた。エリテマトーデスにおいては,かなり高率に精神症状を発呈するとされ,その病像も,単なる意識障害から,大精神病の症状を呈するものまで,あらゆる精神症状が知られている。最近私たちは,内因性の躁病を思わせるようなエリテマトーデスの患者に接することができたので,この症例について詳細に報告したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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