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文献詳細

雑誌文献

精神医学7巻10号

1965年10月発行

文献概要

研究と報告

光原性自己誘発てんかんの1例

著者: 中尾弘之1 青木功1 笹田稔1 松田伯彦1 長谷川豊2

所属機関: 1徳島大学医学部神経精神医学教室 2徳島大学医学部小児科学教室

ページ範囲:P.901 - P.905

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I.はじめに
 日常のありふれた光のゆらぎによつて,てんかん発作が誘発されることはむかしから知られており,これは光原性てんかんといわれている。これは非常に少ないが10),このうち,患者自身で光原性てんかんを起こす光原性自己誘発てんかんはさらにまれである。外国では1962年に約60例の集計の報告があり1),わが国では4例の報告がある。最近われわれは光原性自己誘発てんかんの1例を見たので,それについて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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