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文献詳細

雑誌文献

精神医学7巻10号

1965年10月発行

紹介

—Rufus Ephesius 著—「問診法」ほか

著者: 大橋博司1

所属機関: 1京都大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.939 - P.943

文献概要

 一昨年,昨年の「精神医学」誌上に数回にわたり古代ギリシャ・ローマ医学の精神医学的文献を紹介したが,介年も3回ほどこのつづきを書くことになつた。今回はRufus Ephesiusである。かれのテクストはDaremberg et Ruelle(1879)によつてまとめられているが,そのリプリント版(1963)が出ている。
 Rufus('Poυφos)は有名な医家であるがその生涯についてはほとんど知られていない.Ephesosの出身であり,2世紀(A. D.)前半に活躍した。おそらくローマに居住したと思われるが,確実な資料はないとの乙とである。ただかれの著作(問診法)のなかにはしばらくの間エジプトに滞在していたことが記されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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