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研究と報告
抑うつ状態に対するNortriptylineの使用経験
著者: 増村幹夫1 佐藤幸1 田中政春1 鈴木雄二1
所属機関: 1新潟大学医学部精神神経科
ページ範囲:P.1083 - P.1086
文献購入ページに移動抑うつ剤に対する関心は1957年R. KuhnがImipramineを試用してから急速にたかまり,抑うつ状態の薬物療法に対して期待ができるようになつた。その2年後Merk研究所よりAmitriptylineが合成され臨床的に抗抑うつ剤として有効であることが認められた。
われわれはこのAmitriptylineの誘導体であるMonomethyl amitriptyline(Nortriptyline)を試用する機会をえたので,その成績を報告したいと思う。
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