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文献詳細

雑誌文献

精神医学7巻12号

1965年12月発行

文献概要

研究と報告

抑うつ状態に対するNortriptylineの使用経験

著者: 増村幹夫1 佐藤幸1 田中政春1 鈴木雄二1

所属機関: 1新潟大学医学部精神神経科

ページ範囲:P.1083 - P.1086

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I.緒言
 抑うつ剤に対する関心は1957年R. KuhnがImipramineを試用してから急速にたかまり,抑うつ状態の薬物療法に対して期待ができるようになつた。その2年後Merk研究所よりAmitriptylineが合成され臨床的に抗抑うつ剤として有効であることが認められた。
 われわれはこのAmitriptylineの誘導体であるMonomethyl amitriptyline(Nortriptyline)を試用する機会をえたので,その成績を報告したいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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