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文献詳細

雑誌文献

精神医学7巻2号

1965年02月発行

特集 精神療法の限界と危険

第1回日本精神病理・精神療法学会シンポジウム 講演

各種の精神療法の限界について

著者: 桜井図南男1

所属機関: 1九州大学精神科

ページ範囲:P.101 - P.106

文献概要

 精神療法の限界と危険ということであるが,これは精神療法にとつて,かなり本質的な,また,広汎な領域にわたる問題であると思われるので,そのすべてにわたつて,ここで論議をつくすということはとうてい不可能であろうし,私がそれにとりくむ資格もないように思われる。
 私はむしろ限界ということに重点をおいて,日ごろ考えていることを整理してみたいと思うのであるが,もちろん限界を逸脱したものには危険が伴うはずである。しかし,危険はそれだけにとどまらないことも念頭においていただきたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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