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文献詳細

雑誌文献

精神医学7巻3号

1965年03月発行

特集 精神分裂病の“治癒”とは何か

第1回日本精神病理・精神療法学会シンポジウム

指定討論

著者: 島崎敏樹1

所属機関: 1東京医科歯科大神経科

ページ範囲:P.228 - P.229

文献概要

 台教授は行動科学の立場から解析をされました。私も実はbehavioral scienceにはなみなみならぬ関心と期待をよせている1人です。ただしそのやりかたに台教授のと違いがあるのです。ちようど兄と私が兄弟であつて,同じような仕事をやりながら,しかも方法的にまるでべつで右と左から攻めておりますように,台教授とは少年時代以来の友人ですけれども,研究に方法的な違いがありますので,その点で私からも発言させていただきます。
 悪質なる精神病院にまいりますと,……(笑声)……お笑いになることはたぶんそれがあるからだろうと思います。そういう病院にたまたままいりますと,広い柔道場のような部屋に患者さんが,というよりも分裂病者が飼われております,置かれております。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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