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研究と報告
入院分裂病者の他患者との人間関係による病識発現について
著者: 藤田聞吉1
所属機関: 1京都大学医学部精神科
ページ範囲:P.407 - P.412
文献購入ページに移動 (1)病識・病感発現の機制としては,病院内の患者関係がまず第1に確立され,ついで従来強調されてきた医師-患者関係が成立すると思われる。
(2)比較的新鮮な症例と,慢性の人格崩壊があると思われる患者とでは,患者の相互関係にも,かなりの差が認められる。
(2)比較的新鮮な症例と,慢性の人格崩壊があると思われる患者とでは,患者の相互関係にも,かなりの差が認められる。
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