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文献詳細

雑誌文献

精神医学7巻6号

1965年06月発行

研究と報告

Desmethylimipramine(Pertofran)の抗うつ作用についての臨床的検討

著者: 三浦岱栄1 伊藤斉1 開沢茂雄1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部神経科教室

ページ範囲:P.571 - P.575

文献概要

I.緒言
 Pertofran(G 35020)はスイスGeigy社において開発された新しい抗うつ剤である。
 その化学構造はN-(γ-dimethylamino-propyl)-iminodibenzyl-hydrochlorideであり,現在抗うつ剤としてわが国でも広く使用されているimipramine(Tofranil)に類似しており,一般名もdesmethylimipramine(略してD. M. I.)と称せられ,imipramineの側鎖の末端に存在するmethyl基の一つを欠いた構造である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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