宗教と精神医学の関係の問題は,私がかねて“精神医学”の展望欄で述べたごとくきわめて重要な各種のモメントを含んでいるのであるが,このテーマがようやくわが国においても日本精神神経学会の総会において今回“正式”にとりあげられるにいたつたことは,司会者ならびに副司会者として慶賀に堪えないしだいである。なぜなら,このことは,わが国の精神医学も旧来のnosologicalな,あるいはinstitutionalな精神医学の枠をこえて,広くsocial psychiatryの領域にまで進出してきたことを示す兆候のひとつだと司会者たちは考えるからである。換言すれば,現在の,あるいはこれからの精神医学は広く“人間の科学”の一分野を占めなければならぬという使命観に立つとすれば,理論的には,人間の共通の母胎ともいうべき,心の奥深く巣くつているところの本能-情操の探究,開明に,宗教も精神医学もそれぞれ有力な突破口を提供してきたことは,歴史的にも明らかな事実で,実践的には,精神衛生の一端を荷負うことが約束されているといつてもよいだろう。本日は14名の会員から,宗教と精神医学の関係の各方面にわたつての研究報告の申し込みをいただき,司会者側よりの厚い感謝の意を表したい。またその報告のあるものについては指定討論をお願いしたが,これまた快諾くだされたことをお礼申しあげる。
雑誌目次
精神医学8巻11号
1966年11月発行
雑誌目次
特集 宗教と精神医学
第63回日本精神神経学会総会シンポジウ厶
地域社会からみた精神障害者の宗教分布とその信仰体制,ならびに宗教が精神障害者に与える影響について
著者: 桑原公男 , 鈴木弘雄
ページ範囲:P.884 - P.889
I.はじめに
日本人の宗教的特徴として,その多様性と,重層性があげられる。そしてわれわれの社会には,宗教的伝承といわれている種々な宗教的いとなみが存在し,われわれ日木人はダイナミックな行動の面において,種々の影響を受けている。疎外状況に囲まれているわれわれは,創造的な主体をつくり出すための自己主張の結果,宗教のもつ宗我の本態を見誤りがちであり,直接的暗示にさらされている非合理的傾向にはしりやすい。Grensted1)は,被暗示性の統御のできいかんにより成人的生活の成否が定まると述べている。一方,現代の思想の流れは宗教のもつ不寛容性を可能なかぎり縮少して,人類のための対話を人間に要求している。James2)は宗教現象をいたずらに変態あるいは病的として,さげすむことをしないで,人間精神の生けるがままをとらえようとする方法と努力を示している。われわれもすなおにこの考えに従うものであるが,同時に宗教が人間生活の究極的な意味を明らかにするところのまじめな社会的態度である以上軽信に対しては厳しい態度をとりたい。
ミクロネシアの民族精神医学的一考察—民族学的特性とその社会的背景
著者: 八瀬善郎
ページ範囲:P.889 - P.895
I.序論
未開人心性や宗教体験を心理学的またはさらに精神病理学的現象に帰結して,それら心性や宗教を説明しようとするこころみは数多くみられるが,本稿ではそういつた深い意図とはべつに,ただ機会を得てすごすごとのできたグァム島および,旧日本委任統治領であつたマリアナ,東西カロリン群島での経験から興味ある二,三の点と文献上の知見について述べてみる。著者の同地域滞在期間は,1964年2月より1965年2月までのまる1ヵ年間と,1966年2月より3月にかけての時期である。
指定討論
著者: 荻野恒一
ページ範囲:P.895 - P.896
東ニューギニア高地の住民は,人種的には純粋のパプア人であり,海岸地帯,とりわけ北および束沿岸地帯でみられるような「ミクロネシアあるいはメラネシアと混血したパプア人」は,高地には存在しない。また言語学的には,メラネシアあるいはポリネシアとはまつたく異なつたパプア語というべき言語圏を形成している*(650ないし800にも分けうる雑多な言語がみられるのであるが)。さらに文化的には,たかだか30年ないし35年前まで,それにさかのぼること数万年もの間,まつたく外来文化の浸入なく,石器時代程度の物質文化生活がいとなまれていた。一言にしてヤップ(Yap)族と東ニューギニア高地のパプア族とは,人種的,文化的,言語的,歴史的にみて,なんらの関連をもつていないのである。
それにもかかわらず,八瀬の報告したKANとよばれる独特の類宗教現象にきわめて類似の現象が,東ニューギニア高地における伝統的文化として存在しているのである。すなわち私がかつて報告したように1),たとえば束ニューギニア高地チンブー地方のクマ族の人たちも,アニミズム的思考,死者崇拝,祖先霊の実在信仰を有しており,さらにかれらのうちに妖術師がいて,部落内の高い地位を占めており,部落民たちは,たとえば落雷,洪水などのときには,この妖術師に呪文をとなえてもらい,また近親者の死亡のときには,妖術師の託宜にもとついて,祖先の霊に神聖なる豚の血を捧げるのである。また妖術師は「耳で聞くことのできない言葉」によつて死者と交通することができ,あるいは降神術を行ない,その憑依状態において死者の言葉を語ることができる。さらに妖術師は,まじないによつて(似面非)医術をも行ないうるのである。
北方原始民族のシャーマニズムについて
著者: 中川秀三 , 長野俊光 , 石橋幹雄 , 佐々木幸雄 , 大江覚
ページ範囲:P.897 - P.900
I.緒言
北方諸民族は,文化変容によつて,民族固有の特質的文化や,純血を失い,順応者は,田園風土を嫌つて大都会に定位したりあるいは,部族の風俗を売物とした観光事業を生業とするなど,近代社会に融和しているが,反面には部落に残された集団成員は,保守的な伝統思考的傾向をもち,閉鎖的な村落を形成している。
部落には,いぜんとして,伝承的な呪術的行動様式や,「祟り」「憑き」などのcustomary beliefおよびshamanの憑依状態を中核とするmagico-religiousな信仰儀礼,あるいは古老の神祭儀式などが残留しており,animismやanthropomorphismに根ざした土俗的伝承的な共同体の確信状況を背景に,密教的性格をおびた呪術的宗教行事がしばしば行なわれている。
天神信仰の医学考
著者: 王丸勇
ページ範囲:P.900 - P.902
はじめに
天神信仰,すなわち天満天神としての菅原道真に対する信仰は,平安時代このかた現代にいたるまで,時代思想と結合してその信仰内容に変遷はあるが,全国1万3千の天満宮の存在が示すように,わが国民に大きな感化影響をおよぼしてきた。
精神分裂病患者の宗教的関心について—キリスト教を中心として
著者: 稲垣卓
ページ範囲:P.903 - P.907
I
日常の臨床において,20歳前後の青年で患者の症状をその青年期の精神的混乱ないし人生観的煩悶として理解することがある程度可能で,精神分裂病と診断するのにためらいを感じさせる症例に遭遇することはまれでなく,そのなかには宗教に関係をもつているものがある。青年期に発病する分裂病の一部のこのような初期症状と健康な青年の精神的混乱とがいかなる関係にあるかは分裂病の本質にかかわる重大な問題であるが,筆者は青年期における人生観的煩悶のひとつの指標として宗教に対する関心をとらえ,健康者と分裂病者の宗教に対する態度を統計的に比較しようとこころみた。
とくにキリスト教を中心としたのは,わが国の現状では人生観的煩悶をいだいた青年が宗教の門をたたく場台,もつとも訪れやすいのはキリスト教と禅宗であろうと考えたことによる。とくに欧米では宗教といえばほとんどキリスト教であり,幼児よりの宗教教育が青年期の精神的混乱のなかで宗教的回心conversionとして実を結ぶことが多い。しかしわが国では青年期にいたつて初めてキリスト教会を訪れるというかたちをとることが多いので,「教会に行つた」ということを指標にして宗教的関心,さらには精神的混乱をうかがい知ることが可能であるとみられるからである。
離人体験と宗教信仰
著者: 土居健郎
ページ範囲:P.908 - P.910
I.宗教の心理的意味
歴史的社会はすべてなんらかの宗教を中心として発生してきたといわれる。すなわち宗教は社会を形成する各人を結びつける靱帯の役割をはたしてきたのであつて,古来の成人式が宗教的意義を有しているのはこのためである。しかし現代のように社会が宗教的思想的に複雑かつ混乱しているときには,子どもが成人して社会人となる過程において,宗教は表立つた役割を演じてはいない。それでも宗教的心理は潜在的にそこにはたらいているのであつて,ときには積極的に宗教を求める者もいるほどである。これら積極的求道者は宗教によつて精神的危機をのりきろうとする。しかし危機に破れれば,なんらかの精神障害を経験せねばならない。以下に記す症例Tは,診断的には分裂病圏内に属すると考えられるが,求道の過程で発病し,かつ求道の完成によつて治癒している点,上述の観点を裏書きしていると思われるのである。
あるキリスト者の重症躁病像
著者: 柴田収一
ページ範囲:P.910 - P.912
I.はじめに
宗教と精神医学というテーマで,いわゆる内因性疾患が論じられるとき,それはほとんど精神分裂病であつて,躁うつ病がとりあげられることはきわめてまれである。しかし実際には,躁うつ病,とくに躁病に,きわめてbuntな宗教的色彩の症状が多く認められることを見逃がすわけにはいかないし,それどころかこのような症状の病像に対してもつ意味の解明こそ,現在の精神医学の急務の一つであるとも思われるので,以下にその1例を述べる。
宗教精神病理学の方法論的考察
著者: 小西輝夫
ページ範囲:P.913 - P.917
I.序言—精神医学者の宗教観
宗教という人間にのみ認められる精神のいとなみについて,精神医学がその意味を問うことはけつして無意義ではない。事実,多くの精神医学者が宗教に関心を示している。しかしその関心の示しかたにはいろいろの問題が含まれているようである。
ドイツ語圏における両者の交渉の歴史8)を例にとつてみると,まず精神異常を宗教的原理で説明しようとしたHeinrothの非医学的方法は論外としても,宗教現象を科学的学説に解消せしめようとしたFreudの科学万能論は,宗教を「集団ヒステリー」ときめつけるという天才らしからぬ粗雑な理解に終つている。ついで,宗教に対する認識方法としての自然科学的方法の妥当性を吟味するあまり,宗教は精神医学の対象でないとしたJaspersの潔癖な主張も問題を回避した感がある。そして最近にいたり,宗教的人間の行為と病態を,人間存在の全体的関連において統一的に理解しようとするHeimanらの人間学的方法を得て,やつと妥当な方向が示されたといえるが,このような学説の変遷が宗教といえば即キリスト教(有神論)である西欧的思想風土のもとでの提議であることを,われわれ東洋の精神科医としては,一応心にとどめておく必要があると思う。というのは,東洋には仏教という無神論宗教があるからである。
指定討論
著者: 高良武久
ページ範囲:P.917 - P.919
ある種の宗教的体験について
宗教的体験あるいは神秘的体験とか霊的体験といわれるものは精神病理学的対象となる病的現象もあるが,必ずしも病的とは認められない種類のものも多いのでこれらを同一視してはならない。
わが国で故森田正馬教授によつて記述され,その後数氏によつて多数の例を報告され現在われわれがしばしば遭遇するいわゆる「祈檮性精神病」はその前者に属すものである。これは一般に教養の低い女性に多く見られるもので,不安な心境にあるものが,宗教あるいは迷信に惑溺して精神障害を起こすもので,人格変換,憑依現象,意識野の狭小,幻覚妄想,興奮などを伴うことが多く原始反応的でbionegativの現象である。
信仰と幻覚
著者: 小田晋 , 宮本忠雄
ページ範囲:P.919 - P.923
I.はじめに
宗教病理学的幻覚論は,われわれに二つの課題を呈示する。その一つは,精神病理学的現象としての幻覚における信仰の病態であり,もう一つは,宗教的な体験としての「幻覚」に対する精神病理学的な研究である。第1の課題が精神病理学の対象であることは疑いなく,小論でわれわれが採用する方法論は,この第1の課題を解くことによつて第2の課題に対して間接的な照明を与えようとするものである。第2の問題については,少なくとも直接には,精神病理学は手を触れることが困難である。それは,幻覚が対象なき知覚(Perception sans objet, Ball)であることからして,宗教的な体験としての「幻覚」とされている現象のすべてについて,実際に対象が存在しないということは,一つの認識論的立場を前提としないかぎり,いえないからである。すでに精神病理学的な意味での幻覚であることを確定しえない事柄について,精神病理学的な分析を加えるということは,方法論的に越境をおかすことになると思われる。したがつてここではまず第1の課題について,いわば疾病学的,現象学的,人間学的な三つの側面から検討を加えるにとどめることになる。幻覚論に宗教病理学的角度から接近することによつて,一つには幻覚発生における心因論の問題,宗教体験の真偽決定論の問題に近づくことになる。さらに,上記の三つの側面が内的な連繋をたもちながら,一つの「幻覚する人間」の構造をつくりあげている様相を認識するなかで,内因性精神病の宗教的幻覚も,単なる病像決定論の範囲をこえた意味をもつものとして考えることができよう。
指定討論
著者: 加藤清
ページ範囲:P.923 - P.924
宗教と精神医学というまつたく精神医学にふさわしい主題のもとで,宗教より信仰をひき出し,精神医学からは精神病理的現象として幻覚をとり出して,この二者をどのようにつきあわして論ずるかがいま.要求されている.わけです。ただ問題になるのは,宗教と精神医学では,そのおのおのの根源において人間を多元的に理解しようとして互いに微妙に相呼応しあう点が,共通点として,漠然とながら直観的に感じられるのに反して,信仰と幻覚というようにテーマが限定されてくると,このテーマの内実をそこなわずに,はたしてこの問題を伝統的な宗教精神病理学の枠内で取り扱えるのかという危惧の念が生じてきます。これが,私にとつてひとつの重荷としてのしかかつてくるのを感じます。いま,演者はこの問題を疾病学,現象学,人間学というふうにいわば下から上への方向に,病的宗教的現象の叙述を進めつつ,ひとつの視点のもとに考察し,しかも,これをFranklの立場を採用して統一的に理解できることを示されました。そこにはひとつの人間学的観点が首尾一貫して暗黙のうちに用意されているように思われます。いずれにせよ,われわれにとつて,古くしてしかもつねに新しいこのテーマをさらに一歩進めて論究されることが求められている現在,まず第1に演者のこの点に関する見解を端的に表明していただければ幸いです。このことは,この種の患者の治療に従事している臨床家の根木的態度の育成にも資するところがあると思われるからです。
精神療法の治療目的に影響を与える宗教的背景について
著者: 浅田成也
ページ範囲:P.925 - P.928
I.はしがき
宗教について哲学辞典を見ると,「一般に人が超人間的な威力を認めてこれに対する畏怖および信頼の情を感じ,また犠牲を捧げ祈願礼拝し……一面には主観的な心的生活として,他面には客観的な社会的現象として現われる……」とある。
これによつても,宗教そのものの定義が漢然としているといわざるをえないが,標題の宗教的背景というのは私の知るかぎりのキリスト教と根本仏教とにかぎることにする。そしてキリスト教は,主として新・旧約聖書,根本仏教は,主として北伝の漢訳の四つの阿含経と南伝の大蔵経について紹介されたものによることにした。
宗教事象の社会精神医学的研究—教団成立を支えるもの
著者: 藤沢敏雄 , 佐々木雄司 , 小野泰博 , 菅又淳 , 秋元波留夫
ページ範囲:P.928 - P.932
I.はじめに
前回の総会で,宗教集団の「病気なおし」が神経症群に対していちじるしい効果をあげていることと,身体疾患をもつ者についても,その生活態度を積極化させることなどを報告した。
敗戦後のanomieの状態で,無数の宗教集団が爆発的に誕生したことは,まだ記憶に新しいことである。現在は,一見当時と情況を異にしているとはいえ,いまだに原始的でshamanisticな集団や,shamanisticな色彩を強く残しながら教理の確立をはかり,既成教団化しつつある集団に,よりどころを求める民衆はあとをたたない。この種の問題については,すでに社会学や宗教学の立場での研究に多くの成果をみているが,今回の報告は,こうした宗教集団のもたらす「救い」や「生きがい」の意味をその心理機制について検討しようというものである。
指定討論
著者: 吉野雅博
ページ範囲:P.932 - P.932
私は以前民間信仰系の信仰生活に関連する反応性精神障害について,調査・報告したことがあった。この調査を通じての感想をいくつか述べたいと思う。
まず,信者の年齢層は40歳前後の中年者,男女別は婦人がかなり多い。入信・入会の動機や理由は,本人や家族の病気のためというのがもつとも多く,つぎに家庭内の不和・葛藤などの対人関係の困難や孤立感,経済上の不安のためというのが多い。
森田療法と禅
著者: 鈴木知準
ページ範囲:P.933 - P.936
I.緒言
ここで述べる禅という言葉は,教団的禅宗のことではなくて,禅修行そのものであることを,あらかじめ申しておきたい。
森田は自ら創始した森田療法が,禅から得たものは少なく禅の言葉を利用して説明しただけである1)とし,西欧医学的に出発したことを述べている。野村2)によれば,森田は西欧精神医学的にはKraepelin,Weir Mitchel,Binswangerらの影響を受けているとしている。一方,内村3),笠松4),新福5),青木6),佐藤幸治7)らは,森田療法の背後に禅思想のあることを述べている。
指定討論
著者: 藤田千尋
ページ範囲:P.936 - P.938
森田療法と禅とに関して,従来からかなり多くの論説がなされておりますが,そのほとんどが両者の類似性をあげているだけで,その特質的差違については述べられていないように思えます。そこでこれらの論説を私なりに区分してみると,ほぼつぎのように3つに分けられます。すなわち,その第1は,森田療法そのものを規定する考えかたであります。
禅思想の特質と森田療法とのそれの類似性から,森田療法は禅的方式の内容をもつものであると結論すること。少なくとも,日本で神経症といわれるものは,"とらわれ"そのものが人間の苦悩の原因であると考える仏教の考えかたに影響されており,これの治療には,禅思想にみいだされる体験主義や現実への態度を原理として生かしている森田療法が最高である,として禅思想の体系のなかに森田療法を完全に包含させたもので,森田療法は,禅療法であるというものであります。
宗教と精神衛生
著者: 中脩三
ページ範囲:P.939 - P.940
I.宗教というもの
各方面からの有益なお話を承りありがたく感激にたえません。とくに稲垣氏,鈴木氏,高良氏のお説,小西氏の仏教に関するお考えをうれしく拝聴しました。私はあえて精神衛生と申しますが病約体験を宗教とするのは私のとらないところで,神懸りやトランス状態,テレパシーなどは宗教とはいえない,正常な精神を有する人のみが宗教を論じ哲学を考えるべきだというのが私の主張だからであります。もちろん原始宗教としてシャーマニズム,アニミズム,宗教的儀式としてのエクスタシー的暗示などは昔は正常の人々の行動を規制したかもしれません。また現在でも文化的背景の相違,教養の差によつてそんなものを宗教とよんでよいこともありましよう。しかしわれわれ精神科医にとつてはそんなものは僻見でなければ迷信であり,お稲荷さんやえびすさんが宗教といえるかどうか,宗教的儀式と宗教そのものとはまつたく違う。正月に1週間も休んで神に仕え,いかにも日本人はすべて伊勢の星大神宮をあがめ,吉凶を占い,日を選ぶ,これらは氏族的習慣であり,神官は儀式のみをするもので説教はしない,お寺では法を説いてくれるが個人の悩みを救つてはくれない,すなわち日本人の大多数の人々は宗教の何者であるかを理解しない,理解させようともしない。そこに国民の欲求不満があり,極端な戒律を有するもつとも権威主義の中世紀的新興宗教の勃興をうながしたことになる。すなわち日本人は無宗教人種だ,宗教はいらぬという考えは誤りで,むしろなにかよい教えがあればとびつきたい,藁でもつかむ心境にあり,それだけに危険な国民であり,まさか違えばどちらの方向にはしるかわからない。浅田氏は仏教は自主独立,キリスト教は依存的といわれたが教義それ自身はいざ知らず,現在の日本民衆または近世の歴史の物語るところでは日本人はおそろしく依存性の強い国民で西欧人はその反対であると思う(日本人の性格の研究—劣著)。この東西の国民の人格像の融和をはかることはたいせつである。
研究と報告
前頭葉性言語-思考障害の1例
著者: 大橋博司
ページ範囲:P.943 - P.947
I.はじめに
いわゆる前頭葉症状群がきわめて多様な精神症状をもつことはよく知られた事実であり,また前頭葉起源と考えられる言語障害(失語)あるいは思考障害についても多くの報告があるが(大橋11)),今回は1例の左前頭葉切除例にみられた特殊な失語とそれに結びついた思考障害について考察してみたい。
新抗うつ薬N-7048(Noritren)の臨床経験
著者: 佐々木邦幸 , 藤谷豊 , 栗原雅直 , 大熊文男 , 野口拓郎 , 遠藤俊一
ページ範囲:P.949 - P.954
I.はじめに
われわれは,数年前から各種抗うつ薬の臨床的検討を行なつてきているが,これらのいわゆる抗うつ薬として一括される薬物群は,中枢刺激作用を主とするものから,神経安定作用を主とするものまで,それぞれの特性に従つて分類されうることを述べた1)。
今回,新種の抗うつ薬N-7048(Noritren)を,内因性うつ病を初め,精神分裂病を含む各種精神疾患患者に試用したので,この臨床経験をまとめ,他の抗うつ薬との比較において考察を加えた。
回顧と経験 わが歩みし精神医学の道・5
ミュンヘンでの研究生活
著者: 内村祐之
ページ範囲:P.956 - P.963
留学先を決めるに当たつて,呉秀三先生は,「近ごろ若い人の行かないミュンヘンがよかろう」と勧めてくれた。私も,ここは,当時,精神医学のメッカと信じられていた所だし,またSpielmeyerの新著を,初心者ながら素晴らしいものだと思つていたので——それは,私の想像をはるかに超えて,不朽の名著と評価されるに至つたものだが——それに全く異存がないどころか,進んでそれを望んだのだつた。そして他の先輩連のように,あちこちを転々とせず,ここだけで終始しようと考えた。そこで,呉先生から,Bumke教授とSpielmeyer教授とに宛てた紹介状を書いてもらつて,出かけたのである。
ところで,私の卒業から留学へかけての1923〜5年のころの,ドイツ語圏の精神神経学界には,重要な研究が相次いであらわれ,今日から顧みても,空前と言うべき時期であつた。思い付くままに,その2,3を拾つてみると,まずEconomoの嗜眠性脳炎の発見が1917年で,それに続く後遺症の問題は,錐体外路とその神経核の機能の研究を盛んにする契機ともなつたが,これに関係のあるVogt夫妻の画期的の研究,『線状体系の疾患の病理』が出版されたのは1920年のことである。また,後にノーベル賞を得たWagner-Jaureggのマラリヤ療法の発見は1922年で,これに引きつづく10年間,この問題の追試討論に,学界は大にぎわいを呈した。
基本情報
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62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論