icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学8巻6号

1966年06月発行

研究と報告

ガソリン吸嗅嗜癖—症例報告

著者: 後藤忠久1 小笠原暹1 本間俊行1 平野喬1 吉田偕迪1

所属機関: 1弘前大学医学部神経精神医学教室

ページ範囲:P.493 - P.497

文献概要

I.はしがき
 麻薬覚醒剤をはじめ睡眠剤などの薬剤嗜癖は日常まれな現象ではないが,ガソリン嗜癖はきわめてまれであると考えられる。世界の主要な文献を見たところでは,知りえたのは十数例の報告のみである1)〜11)(第2表参照)。
 われわれはガソリン吸嗅嗜癖の1例を経験したが,かかる例は本邦にはまだ報告されていないのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら