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雑誌目次

論文

精神医学8巻7号

1966年07月発行

雑誌目次

精神病院の機能とその限界 第63回日本精神神経学会総会シンポジウム

はじめに

著者: 江副勉

ページ範囲:P.525 - P.525

 時間がまいりましたので,第21分科集会を開きたいと思いますが,私から最初にご挨拶いたします。
 本日「精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ―精神病院の機能と限界」という主題で,この分科集会がもたれることは,われわれ精神科医の精神医療についての考えかたが,精神医療というものはけつして精神病院のなかだけでは解決できるものではない,という方向にもうすでに考えが一致しているからだと思います。

精神医療体系のありかたとその問題点

著者: 岡田靖雄

ページ範囲:P.526 - P.529

I.はじめに
 昨年精神衛生法の一部が改正されましたが,その内容は私たちが望んでいた全面改正からはかなり遠いものであり,当然より全面的な改正のために私たち精神医療関係者が努力をかさねていくことが要求されます。こういうときにおいて精神医療体系のありかたについて考察し,そのあるべき姿をみさだあることは,つぎの改正のための準備としても重要でありましよう。
 さて,現在の精神医療は従来の入院医療一本主義から多面的なものに転換しつつあります。しかも転換期であるだけに,将来のあるべき方向に積極的に近づこうとするには,かなりの困難・制度的矛盾が伴つています。通院医療の問題をみても,その比重はいちじるしく増してきており,精神衛生法の一部改正によつて通院医療費公費負担の制度も設けられています。だが,私自身の経験から考えてみても,自分が退院させた大勢の患者さんをよくみていこうとすると時間がなくなつてしまいます。まだまだ手ばなしにはできないがこのごろ外来へこなくなつた人のことも,気にはかかつても忙しさのなかに消えてしまいます。それでいて,外来というのは収入の面ではわりにあわない。精神科外来機能の充実が今後の重要な方向であることはわかつていながら,多くの精神病院が外来にはそれほど力をいれていないのが現状です。

外来治療の機能と限界

著者: 長坂五朗

ページ範囲:P.529 - P.534

I.はじめに
 このテーマについて,江副院長より話をするよう求められて,種々構想をねり,調査を進めていくうち,このテーマはあまりに大きく,かつ困難な問題を多く含んでいることを知るとともに,アンケートによる調査も考えたが,一度の話合いでは,問題点をうきぼりにできれば,それでよいという司会者の言葉にあまえ,われわれの病院での外来治療の実態を報告し,こんにちの医療制度下で,どの程度のことができるのか,外来機能とその限界を考えるための一資料を提供してみたい。
 紙数も制限があるので,まず必要最小限の統計数値を示し,最終的には分裂病に焦点をしぼり,考察を加えてみたい。

討論

ページ範囲:P.535 - P.536

 司会(江副) それでは,ただいまから,いろいろご質問,ご討論をいただきたいと思いますが,どなたか先生方のなかに,精神科の診療所をやつていらつしやる方,ございませんか。(答えなし)
 ご質問なりご意見なり,どうかひとつご自由に発言してください。

精神病院におけるホスピタリズムとその予防

著者: 岡庭武

ページ範囲:P.536 - P.540

I.はじめに
 精神病者の治療の最終目的は,当然患者を社会人としての社会内存在とすることであつて,保護,収容は一時的現象にすぎぬ。この観点から命題の「ホスピタリズム」を広義に解釈し,社会復帰,早期退院を阻害するものは何か,あるいは非社会化するものは何かを考察したい。
 われわれは,患者からよく「期限のない牢屋に入れられたようなものだ」と聞かされる。患者は非常に長期間入院しており,そのなかでの人間関係は稀簿,単純,生活空間は狭小である。精神病者の入院者,なかでも慢性分裂病患者は自閉への指向性を有するがゆえに,ますますこの閉鎖社会に安住する。一方われわれもその「保護」から,病院になれることを期待する態度をとつてきた。

医療チーム(医師)の役割と限界—再入院に関する社会的要因をめぐつて

著者: 島崎敏樹 ,   榎本稔

ページ範囲:P.540 - P.542

I.はじめに
 精神分裂病者の再入院は,従来,生物学的・疾病学的再発悪化とのみ考えられてきたが,向精神薬の開発発展は分裂病者の寛解状態を十分に保持しうるまでに進歩してきた。しかしながら,現在分裂病者が再入院をくりかえし,また再入院の不安にさらされていることは,日常の臨床においてしばしば経験することである。入院中心の治療から外来通院治療へと変化しつつある現在,再入院を予防するには(第1図参照)最低限,服薬と外来通院の励行を確立する必要がある。まずそれには治療に対する動機づけと態度形成がなされねばならない1),そして医療チームのはたらきかけが態度形成に大きく作用しており,これを受けいれる病者の病態像,社会的背景,さらに家族の構成,人間関係,社会経済的地位,病に対する認識・態度も不可欠の要因である。また職場復帰や就職にさいしては,職場の理解や受けいれ態勢,作業現場のことまで考慮せねばならない。地域社会の認識・態度も無視できない要因である。これらの諸要因が交錯して作用し,病者を服薬と外来通院から遠ざけもし,また近づけもするのである。
 われわれは,第9回病院精神医学懇話会で,対照群として,第1回のみの入院で退院後5年以上経過した者を家庭訪問調査した結果を発表した2)

精神病者の入院生活および退院に対する意識と社会復帰対策—病院のありかたについての資料

著者: 古川復一 ,   矢野和之 ,   永田実男 ,   鈴木伸治

ページ範囲:P.542 - P.546

I.はじめに
 近年精神病者,とくに精神分裂病患者は,面期的な治療法の進歩により病的体験などの激しい急性症状は消褪しやすくなり,いわば院内寛解に達して無為自閉の傾向をもつて入院生活をおくるものが多くなつてきた。そしてしだいに,病院に蓄積してきて,ちまたにある多くの早急治療を要する患者の入院をも阻害しているのが現状である。したがつて少しぐらい病床を増加させても,多くの入院できない患者が国中に放置されるようにみえるのもやむをえないしだいである。
 われわれはこれらの院内寛解患者を,江副勉や小林八郎らのいうように「個々の症状にはあまりこだわらず,人間存在として全体的に再教育し」その「社会的適応と経済的独立とを支持し」て社会に復帰させることが現在の精神病院に課せられたひとつの大きな課題であると考えた。そこでこれら院内寛解の患者が,入院生活および社会復帰についてどのような意識態度をもつているかを調査し,これと友部病院でいわゆる就職退院させた者および一般退院患者の予後調査とを比較検討して,これら院内寛解患者を社会復帰させ,予後をよりよくするためには,病院は何をなすべきかについて考えてみた。

精神医療の一環としての精神病院—広い意味での心理劇の場としての役割

著者: 福井東一

ページ範囲:P.546 - P.549

I.はじめに
 最近における精神医療の発達により,精神病患者は社会から病院に保護隔離されるべき存在としてではなく,社会のなかにあつて治療を受けるべき存在と変わつてきた。通院治療の技術が開発され,在宅患者などに対する十分なアフター・ケアなどを可能とするところの行政面での進歩も期待されるようになつてきた。その結果,入院治療は社会のなかにあつての精神病治療の一環としての役割をはたすことになつてきた。

官公私立病院の機能分化

著者: 伊藤正雄

ページ範囲:P.550 - P.554

I.精神病院の機能分化はなぜ必要か
 ごく最近まで精神障害者はほとんどすべて入院して治療されるのが原則であつた。退院できたものは退院と同時に病院とは縁がきれてしまい,再発すれば入院する,入退院をくりかえしつづけるか,あるいは一度も退院の機会に恵まれぬままほとんど永久に入院をつづけ「自分の排泄物にまみれて文字どおり肉体的にも精神的にもくさつてしまう1)」という古の悲惨な状態ではないにしても,精神病院での治療が精神医療の始発駅であり終着駅であつた。このような時代でも精神病院の機能分化という観点からみると多少の分化はみられた。すなわち外来治療と新鮮患者に対する身体的治療が行なわれた都会の病院や大学病院などの治療病院といなかの大病院のように陳旧患者を多くかかえこんだ収容病院との分化であつた。しかしその差異はきわめてわずかなものであつて,いずれも収容施設といつて大差はなかつた。
 医学の進歩は治療の方法をつぎつぎに細分化し治療対象もそれに従つて細分化されてゆく。およそ10年前から向精神薬が開発使用されはじめ,積極的な生活療法の努力,精神病院の開放制のこころみと相ならんで精神障害者の社会復帰と通院治療とが可能となつた。このことから精神障害者に対しても早期発見・早期治療.早期退院・後保護という,一般の疾病に対すると同様の医療体系が要求されるようになつた。精神病院はここに初めて,かつての収容施設から治療病院へとの脱皮が行なわれることとなつた。

民間指定病院で扱える精神障害者の範囲

著者: 関英馬 ,   奥山清一 ,   志村豁 ,   成田茂 ,   岡田正勝

ページ範囲:P.555 - P.558

I.はじめに
 上記の主題に関して,われわれは,扱いにくい精神障害者を,官公立精神病院におしつけようとする意図をもつているわけではない。
 しかし,第1表のように,全国清神病院の実体を見ると,その病床数の80%を、民間精神病院が占めている現状。また第2表に示すように,東京都を例にとつても,民間指定病院の指定病床率が63%でありながら,官公立病院では42%にすぎず,収容率こそ88%でほぼ同率ではあるが,官公立の指定病床率が大幅に少ないことは,なにか割り切れない気持を禁じえない。
 われわれ民問精神病院でも,指定病院である以上は,どんな扱いにくい患者でも治療の対象になるならば,なんら異議を申し述べる必要はない。しかし,精神病質,酒精中毒,薬物嗜癖,精神薄弱,その他の精神障害者のなかで,累犯傾向があり,反社会的問題行動を惹起する患者の処遇問題,および重症精神薄弱にまつわる問題に関して,民間指定病院としての限界を感ずるにいたつている。地域差,病院の性格などにより,多少の差はあろうが,当院に措置入院した患者のうち治療の対象とするには疑問をもたざるをえないような者を,分類整理し,分析をこころみ,その問題点を提示してみた。

精神科医療体系のなかでの総合病院精神神経科の役割

著者: 工藤義雄

ページ範囲:P.558 - P.563

I.まえがき
 最近,精神病院においては,その設備・治療手技・医療チームの充実によつて,精神障害者の医療面でめざましい進歩を示しつつある。また,各地の公的精神衛生機関の拡充・整備によつて,精神衛生思想が一般に普及してきている。したがつて,多くの精神疾患の予後を左右する「病の早期発見,早期治療」もそれらの病院や機関によつて,漸次その目的が達成されようとしてきている。
 しかし,公的精神衛生機関は,まだ一般の人々に十分利用されるまでにはいたらず,また,精神病院は,多くの場合地域的に市街より遠隔地にあることと,「精神病院」という名称により,患者や家族のもつある種の抵抗感のため,早期受診が遅れがちになつているのがわが国の現状であろう。

一般病院(とくに国立病院)併設精神科の現状とその役割

著者: 中川四郎

ページ範囲:P.563 - P.567

I.はじめに
 精神障害者医療の基本的理念が地域保護の方向に向かうとともに,精神病院のありかたにも多大の改革が要求されている。精神障害者を隔離的に扱うことをやめ,精神医療を地域と密接させて一般医療の線に沿つて行なうためには,一般病院における精神科を拡充することが必要である。これは一般住民の精神障害者に対する偏見を是正し,行政上からも,実際的な医療のうえからも,差別的処遇を取除くために,また早期治療を推進するためにも,はなはだ重要な事柄である。イギリス保健省は,1962年に議会に提出した病院計画のなかでとくにこのことを強調している。最近各国でこの点が注目され,1965年5月ストックホルムで開催された第14回国際病院会議のシンポジアムにもこの題目がとりあげられている。
 われわれ全国の国立総合病院併設精神科の医師は,すでに以前からこの間題の重要性を認識し,1963年より共同研究班を組織して研究を行なつてきたが,これまでに行なつた調査の一部を述べる。

精神病院での社会復帰活動はどこまで可能か

著者: 白石順吉

ページ範囲:P.569 - P.573

I.主題について
 現下日本の精神科医療体系を論ずる場合,精神科総病床数の実に80%を民間の精神病院で占めている事実をわれわれはまず認めねばならない。
 著者はかかる特殊な条件下で「精神病院での社会復帰」を論ずる一方法として,自分の勤務している岩手保養院の現状を分析して各種の問題点を指摘し,解決策を考えてみることにした。岩手保養院は設立までの過程,こんにちにいたる経過,経営方針,建物敷地の規模,人員配置からみた医療体系,地域問題などのどのひとつをとりあげても,良くも悪くも現代の民間中小病院の代表的性格を備えていると考えられるからである。

精神病院と他の社会資源(保健所・精神衛生センターなど)との結びつき

著者: 石原幸夫

ページ範囲:P.574 - P.578

I.まえがき
 ここ数年来,病院精神医学推移の特徴は,病院中心主義的な医療からの,地域社会中心主義的な(community centered)医療への拡大である。精神障害者を社会から切り離した病気という生物学的単位の段階で,病院を中心として医療を行なうことから進んで,障害者を家族成員のメンバーとして家族全体の問題と考え,さらには地域社会自身の問題としても取り扱おうというのである。
 このcommunity careの立場にたつた医療は,わが国では,精神病院が開放性という理念をかかげて,病院自らが治療的な社会(therapeutic community)に変わろうとして,なされているもろもろの努力によつて支えられている現状である。

関係法規および行政上の問題点

著者: 北野博一

ページ範囲:P.579 - P.583

I.はじめに
 精神病院に関係のある法規は精神衛生法・医療法・生活保護法・健康保険法をはじめあまりにも数多くの法規が存在している。そのそれぞれにまた多数の問題点が指摘されるのであるが,今回はその個々についてはふれず,主として行政上の問題点について論ずることとする。

精神病院の機能と限界

著者: 小坂英世

ページ範囲:P.583 - P.584

I.精神病院の受動性
 私は,精神病院の受動性に焦点をおいて話を進めてみようと思います。
 医療機関とは元来,そこを訪れて求める患者に対してのみ医療を行なうという,きわめて受動的な機能をそなえているものです。精神病院とてその例外ではありません。いやそれどころか精神病院の場合その受動性は,病院の少数・偏在と,院外活動(訪問指導など)の未発達・未制度化および患者(家族も含めて)側の受療意欲の低さ(低くさせている諸条件も含めて)のために,一般病院の場合よりもさらにきわだつてくるのです。

研究と報告

精神分裂病における閃光刺激誘発θ波の研究—とくにdiazepamの影響について

著者: 甲斐庸禹 ,   稲永和豊

ページ範囲:P.590 - P.594

I.はじめに
 精神分裂病の脳波については,Bergerの人体脳波発見以来数多くの報告がなされているが,その臨床症状と密接に関連しているような脳波学的知見は乏しい5)。われわれは精神分裂病における臨床症状と脳波との相関に興味をもち,すでに閃光刺激による賦活法とその意義についてべつに発表した6)
 ここでは同じような賦活法によつて得た誘発θ波と,患者の精神症状および行動との関係,diazepam投与の影響について検討した結果2,3の成績を得たので報告する。

新しい抗うつ剤Thymeolの使用経験

著者: 島薗安雄 ,   松田幹

ページ範囲:P.595 - P.601

I.はじめに
 1957年R. Kuhn5)によつてimipramineの特異的な抗うつ効果が報告されて以来,電撃療法や持続睡眠療法に頼るほかなかつた旧来の抑うつ状態の治療にいちじるしい変革がもたらされた。抑うつ状態の薬物療法はその後の多くの研究によつてさらに発展をとげ,こんにちではimipramineに類似したいくっかの感情調整剤(Thymoleptica)やMAO阻害剤などが開発されている。それらの一つにデンマークのH. Lundbeck社において合成されたmelitracen,9-(γ-dimethylaminopropyliden)-10,10-dimethyl-9,10-dihydroanthracen(hydrochloride),Thymeolがある。本剤は第1図のごとく,化学構造上imipramnine,amitriptylineに類似し,薬理学的作用においてもこれらのものによく似ていることが明らかにされている2)。われわれは武田薬品工業株式会社より本剤の提供を受け,臨床的に試用する機会を得たので,その結果をここに報告する。
 なお対象患者の観察にあたつては,新しいこころみとして,病状の変化の時間的推移を,主として臨床的な立場からできるだけわかりやすく表現できるrating scaleを使用した。これによつて経過を追求し,治療過程の動態的把握を行ない,薬剤の臨床的性格を究明する一助とした。

4-Hydroxybutyrate sodiumおよび4-Butyrolactoneの臨床精神医学的応用

著者: 田中善立 ,   迎昶 ,   高柳嘉次 ,   武藤朗 ,   三神芳彦 ,   宮腰孝 ,   荒谷道己 ,   大平常元 ,   佐藤清煕 ,   相沢宏邦

ページ範囲:P.602 - P.607

I.緒言
 4-hydroxybutyrateおよび4-butyrolactoneに関しては,すでに多くの生化学的および薬理学的実験がなされ,かつまたLaboritら1)によつて,神経外科手術の麻酔剤として応用されていることが報告されている。
 われわれはすでに基礎実験2)で,ラットの脳皮質切片をもちいて,本物質の脳組織呼吸・K-効果・乳酸生成について,amobarbital,chlorpromazine,alcoholのそれらにおよぼす影響とを比較検討した。以上の実験結果を基礎にして,今回,臨床精神医学的応用を試みたので報告する。

回顧と経験 わが歩みし精神医学の道・1

Emil Kraepelinの印象

著者: 内村祐之

ページ範囲:P.610 - P.618

 精神医学の傾向は,戦後大きな変貌を遂げつつあるが,その学説にいたつては百人百説で,まことに目まぐるしい限りである。私も,時代に取り残されないために,およばずながら文献に目をさらし,また若い諸君とも意見を交わしているが,これらの機会を通じて感じることは,おしなべて若い世代の人々が,新しい学説に目を奪われて右往左往し,歴史についての知識を落ちついて探ろうとする思いのうすいことである。なかには,古い時代の理論はことごとく書き改めるべきだと確信しているかにみえる人さえ,ある。その気慨は壮とするが,古い人がすでにくりかえし経験し,また所説として述べていることを,あたかも新発見であるかのように書きたてているのを見ると,ときに失笑を禁じ得ない。
 過去のすぐれた学究の最善の努力の結晶を土台として,現在がかたちつくられているのだと知れば,将来の発展の責任を擔(にな)う若い世代の人々は,過去についての正確な知識を,より多く身につけ,現在にいたつた過程についての理解を深めておくべきだと,私は思う。

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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