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文献詳細

雑誌文献

精神医学8巻7号

1966年07月発行

文献概要

研究と報告

精神分裂病における閃光刺激誘発θ波の研究—とくにdiazepamの影響について

著者: 甲斐庸禹1 稲永和豊2

所属機関: 1甲斐病院 2久留米大学医学部精神神経科学教室

ページ範囲:P.590 - P.594

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I.はじめに
 精神分裂病の脳波については,Bergerの人体脳波発見以来数多くの報告がなされているが,その臨床症状と密接に関連しているような脳波学的知見は乏しい5)。われわれは精神分裂病における臨床症状と脳波との相関に興味をもち,すでに閃光刺激による賦活法とその意義についてべつに発表した6)
 ここでは同じような賦活法によつて得た誘発θ波と,患者の精神症状および行動との関係,diazepam投与の影響について検討した結果2,3の成績を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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