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文献詳細

雑誌文献

精神医学9巻3号

1967年03月発行

研究と報告

仮称「発熱-緊張症状群」の2例

著者: 浅尾之彦1 有岡巌1 稲森次郎1 大海作夫1 中川治1 西村公宏1 西村暉子1 南耀子1

所属機関: 1奈良県立医科大学神経精神科学教室

ページ範囲:P.207 - P.211

文献概要

I.はじめに
 いわゆる「急性致死性緊張病」なるものは,1832年Calmeil4)により報告されて以来,相当多くの症例が報告されているが,この状態に対する診断名には,多くの用語が使用され,その概念もいまだ一定したものがあるとはいいにくい。
 この場合の症状は重篤であり,また,予後が悪く,その名に示すごとく,死の転帰をとるものが多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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