icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸1巻4号

1966年07月発行

今月の主題 胃潰瘍〔1〕

研究

胃二重造影法における発泡剤の適正使用法に関する研究―第1報 水,バリウム量と各種発泡剤の大きさによる発泡速度(附 消泡剤による影響)

著者: 小黒八七郎12 萩原政治3 乾三郎3

所属機関: 1国立熱海病院消化器科 2国立がんセンター病院内科 3国立熱海病院放射線科

ページ範囲:P.381 - P.386

文献概要

Ⅰ.緒言

 最近,消化管特に胃のレントゲン検査件数は益々増加の傾向にあり,またその透視撮影技術にも種々進歩改善がみられる.従来の粘膜造影法,圧迫法,充盈法,重複撮影法に加えて,最近では二重造影法が広く行なわれるようになって来ている.この二重造影法は粘膜の微細病変の検索には極めて有用な手技と考えられている.吾々は各種発泡剤を用いた二重造影法の適正使用法の実験を行った.今回は特に実験方法の吟味,発泡剤の大きさと添加水量による発泡速度との関係,消泡剤による影響を実験的並びに臨床的に検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら