文献詳細
--------------------
文献紹介「The Gradient of Malignancy in Lymphoid Lesions of the Stomach」 フリーアクセス
著者: 多賀須幸男1
所属機関: 1国立がんセンター病院内科
ページ範囲:P.505 - P.505
文献概要
年齢30~73歳平均56歳,病悩期間1~18ケ月.主症状は腹痛(32例)で,2例で腋窩リンパ節腫脹を認めたが,生検で良性と診断された.X線検査でリンパ腫が疑われたものは4例で,1例は良性ポリープ,他は胃癌と診断された.過酸2,正酸12,無酸7例.細胞診は7例中4例陽性であったが,リンパ腫と診断できたものはない.5年以上予後を追跡できたのは24例中17例で,うち10例が3年以内に再発死亡し,他の7例は5~13年健在である.
掲載誌情報