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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻11号

1975年11月発行

胃と腸ノート

よい胆道像のとり方と読み方(3)―効率のよい胆道造影法と読影上の注意

著者: 浪久利彦1 南部勝司1

所属機関: 1順天堂大学内科(消化器)

ページ範囲:P.1464 - P.1464

文献概要

 排泄性胆道造影法で,胆道疾患の診断をするには,少なくとも2つのことが要求される.その1つは,よい胆道像をうることであり,他の1つは,えられたレ線写真をいかに読むかである.

 よい胆道像をうるためには,造影剤を効率よく肝から排泄させることであるが,このためには,胆道造影に先立って,肝機能の状態を把握しておく必要がある.普通は,初診で胆道疾患が疑われても,すぐに胆道造影を施行しなければならないようなことは少なく,まず,肝機能検査を行なって,その結果によって胆道造影を行なっても,決して遅くはない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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