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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻2号

1975年02月発行

今月の主題 胃粘膜―(2)潰瘍,ポリープの背景として

主題

X線学的所見と胃液分泌機能よりみた十二指腸潰瘍の胃粘膜―形態と機能の結びつき

著者: 冬野誠助1 八尾恒良1 伊達弘一1 坂口邦彦3 飯田三雄1 堀之内幸士2 淵上忠彦1 坂本清人2

所属機関: 1九州大学医学部第2内科 2福岡赤十字病院内科 3唐津胃研究所

ページ範囲:P.191 - P.200

文献概要

 最近の早期胃癌診断の進歩は,胃微細粘膜像を描出し,その変化を読影することで,Ⅱb型早期胃癌や胃癌の浸潤範囲を診断しようという方向に向けられている.

 実際,二重造影の開発と改良,特に遮断剤を使用して撮影された“薬理学的二重造影像”は,日常診療の場においても胃の皺襞のみならず微細粘膜像をルチーンに描出している.したがって,われわれは経験的な積み重ねから胃の皺襞像や微細粘膜像から,その胃の酸分泌機能を推定し,薬剤の選択を行なったりしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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