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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻2号

1975年02月発行

文献概要

症例

原発性十二指腸癌とⅡc型早期胃癌および胃ポリポージスの重複例

著者: 高見元敞1 藤田昌英1 高橋明1 鄭則之1 田口鉄男1 金城武忠2 山崎武2 谷口春生3

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所附属病院外科 2大阪大学微生物病研究所附属病院放射線科 3大阪府立成人病センター病理

ページ範囲:P.245 - P.252

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 原発性十二指腸癌は比較的稀で,腸癌の約3%を占めるにすぎないといわれているが,小腸の中では,十二指腸は癌の好発部位で,小腸癌の約1/3から半数近くを占めている.しかし,十二指腸癌と胃癌が合併することはきわめて稀で,本邦ではまだ5例の報告をみるにすぎない.われわれは最近,原発性十二指腸乳頭上部癌とⅡc型早期胃癌,ならびに胃ポリポージスが併存した症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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