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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻3号

1975年03月発行

今月の主題 胃ポリープの癌化をめぐって

座談会

胃ポリープの癌化をめぐって

著者: 望月孝規1 常岡健二2 芦沢真六3 中村恭一4 市川平三郎5 村上忠重6

所属機関: 1虎の門病院病理学科 2目本医大第3内科 3東京医大内科 4癌研究所病理部 5国立がんセンター放射線診断部 6東京医歯大第1外科

ページ範囲:P.310 - P.324

文献概要

 村上(司会) 今日の“胃のポリープの癌化”というテーマは「胃と腸」の3巻6号で一度取り上げられております.しかし,そのときはポリープのみを取り上げたわけではなくて,胃潰瘍とポリープをともにして,その前癌病変としての意義という意味でした.

 これは,ちょうどその少し前に名古屋で癌治療学会が開かれ,その前夜祭としてこういったテーマを取り上げて,果たして潰瘍が癌化するか,あるいはポリープが癌化するか,ということを議論した.そのときの議論を文章化したようなものでして,その夜の会議が時間が足りなくて,最後までは意が尽くせなかった.ことにポリープのほうは,時間が短くて十分議論ができなかった.そういった背景を受けて,この特集でその結論を,ある程度つけようということになったんだと覚えております.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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