文献詳細
症例
隆起性境界領域病変(Ⅱa-subtype)の経過観察中にⅡa+Ⅱc型早期胃癌の発生を認めた1例
著者: 福地創太郎1 中島哲二2 望月孝規3
所属機関: 1虎の門病院消化器科 2虎の門病院放射線診断学科 3虎の門病院病理学科
ページ範囲:P.325 - P.328
文献概要
良性ポリープ(93例,141病変)の経過観察では,約25%で明らかな大きさの増大など,肉眼的形態の変化が認められたが,生検組織学的に経過を追跡した成績(94病変,6カ月以ヒ9年余に亘る期間)では,未だ癌化の徴候を認めたものはない.
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