icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻3号

1975年03月発行

文献概要

症例

経過観察により癌化を認めた胃ポリープの1例

著者: 佐野元哉1 奥田茂1 谷口春生2 岡本信洋3 中井昭子4

所属機関: 1大阪府立成人病センター内科 2大阪府立成人病センター病理科 3大阪府立成人病センター外科 4大阪府立成人病センター放射線科

ページ範囲:P.329 - P.334

文献購入ページに移動
 良性胃ポリープと診断される隆起性病変が約10年という長期間のX線,内視鏡による臨床的経過観察後,隆起部がくずれ陥凹を形成し,陥凹部に一致して癌を認める例を経験した.これはポリープの癌化とその進展様式を考察する上で極めて興味ある症例であるので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?