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書評「―消化管内視鏡診断学大系 2―食道」
著者: 中山恒明1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター
ページ範囲:P.340 - P.340
文献購入ページに移動 御存知のように,消化管の診断学というのは,レントゲンの検査をルチンとして,発達してまいりました.しかしながら,特に,最近の五年間は,いわゆる内視鏡ファイバスコープの器械の大変な進歩によりまして,消化管診断の主流は次第に内視鏡に移りつつあると言っても過言でないと思います.ちょうど,この時期にあたって,消化管内視鏡診断学大系が出版されるということは現在の内視鏡による,各疾患の診断に足がかりとなる知識を若い人達に与える意味で,非常に大切なことであり,時宜を得たものと思います.
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