文献詳細
研究
文献概要
胃ポリープの癌化に関する研究は数多くあり,その癌化率は各研究者によって著しい差がある.CastlemanやSpratt,Ackermanらは胃ポリープの癌化に反対意見を表明し,本邦でも癌化の危険性はかなり低く評価される傾向にある.
しかし,多数の胃ポリープを病理組織学的に検索してみると,それは決して単一の疾患ではなく本質的に異ったいくつかの亜型の集合であり,それぞれの亜型によって癌化の危険性に大きな格差があることが分ってきた.
しかし,多数の胃ポリープを病理組織学的に検索してみると,それは決して単一の疾患ではなく本質的に異ったいくつかの亜型の集合であり,それぞれの亜型によって癌化の危険性に大きな格差があることが分ってきた.
掲載誌情報