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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻4号

1975年04月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 研究

胃出血性びらん時の十二指腸球部・球後部および下行脚部の内視鏡所見

著者: 唐沢洋一1 大沼肇1 安井昭2 村上忠重3

所属機関: 1旭川市唐沢病院 2順天堂大学医学部消化器外科 3東京医科歯科大学医学部第1外科

ページ範囲:P.531 - P.536

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 われわれは,これまで数次にわたって激しい上腹部痛を訴えて第一線診療所に来診する患者に対して,ただちに胃のファイバースコープ検査を行なうと,予想より高い頻度に急性びらんの極期である出血性びらんを見出すこと,ならびにそれに関する種々の所見について報告した.これらの知見を総合すると,

 1)出血性びらんの発生部位は胃の幽門部に多いが胃体部にも稀ではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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