文献詳細
文献概要
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書評「“Synopsis der Magenkrankheiten”―Klinik, Gastroskopie und Röntgenbefund-Ein Atlas」
著者: 原田尚1
所属機関: 1独協医科大学内科
ページ範囲:P.806 - P.806
文献購入ページに移動 非常に要領よく書かれた上部消化管疾患診断概観(アトラス)(200頁)であり,特に内視鏡所見に重点をおいて明快に解説されている.
わが国では胃疾患についてすでにすぐれた数多くの著作が出版されているが,欧米ではこの手の書籍は珍しい.著者のKlaus Krentz教授はAachenのLuisen病院内科のchef-Arztである.一読,胃癌・胃炎などの項に関してはややものたりなさを感ずる点もあるが,欧米の実態に応じてバランスよく上部消化管各種疾患を網羅してあり,文献もわが国のものも含めて最近のものまで比較的よく集録されている.
わが国では胃疾患についてすでにすぐれた数多くの著作が出版されているが,欧米ではこの手の書籍は珍しい.著者のKlaus Krentz教授はAachenのLuisen病院内科のchef-Arztである.一読,胃癌・胃炎などの項に関してはややものたりなさを感ずる点もあるが,欧米の実態に応じてバランスよく上部消化管各種疾患を網羅してあり,文献もわが国のものも含めて最近のものまで比較的よく集録されている.
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