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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻7号

1975年07月発行

文献概要

胃と腸ノート

Gastritis erosiva及びGastritis verrucosaのX線像(3)―その② タコイボ型Gastritis verruccsa

著者: 佐田博1

所属機関: 1早期胃がん検診協会

ページ範囲:P.876 - P.876

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 存続型または疣状胃炎Gastritis verrucosaは,内視鏡的及び切除胃肉眼的形態の多彩さから4型に分類されている.即ち,タコイボ型,ポリープ型,こん棒型,蛇行型である.

 図1(48歳♂):立位圧迫像.幽門前庭部に多発する立ち土り比較的急峻で背の高い隆起を認め,隆起表面に周堤と比べ面積比の小さい辺縁シャープな中心陥凹(Delle)を認める.隆起はFaltenの上にのったいわゆる“へびたま”Kaliberschwankungの所見を呈している.中心陥凹(+)が,この型の条件である.典型的なタコイボ型verrucosaの像である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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