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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻7号

1975年07月発行

文献概要

今月の主題 消化管の非上皮性腫瘍 症例

1年4ヵ月間にわたって経過を観察した転移性胃悪性黒色腫の1例

著者: 荒井清一1 五十嵐勤1 斉藤光正1 安斉幸夫1 神尾義彦1 児玉健夫1 角田俊平1 鈴木伸一1 植木洋司1 坂本輝明1 五ノ井哲朗1 長尾貞紀2

所属機関: 1福島医科大学第2内科 2福島医科大学皮膚科

ページ範囲:P.919 - P.924

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 悪性黒色腫は稀な疾患であるが,短期間に広汎な全身への転移を起し極めて予後の悪い腫瘍である.胃への転移も少なくない1)2).転移性胃悪性黒色腫について,従来は剖検や手術により確認された報告が多かったが,最近では消化管診断技術の向上もあって臨床的にも診断されるようになってきた2)3)4).今回われわれは転移性胃悪性黒色腫を臨床的に診断し,そしてその経過を1年4カ月間にわたって観察することができたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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