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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻7号

1975年07月発行

文献概要

胃と腸ノート

食事負荷と内視鏡検査

著者: 竹本忠良1 永井規敬1 大井至1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.962 - P.962

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 消化管内視鏡検査は昔から絶食状態で行なうのがあたりまえになっている.もっとも午後まで検査がのびるような時には朝オレンヂジュースぐらい飲ませて検査したことはある.多少常識をずれるうしろめたさを感じながら,この程度のことは慢性胃炎の内視鏡診断にもさほど影響はないだろうと思ってきた.

 ところが,最近は意識的に摂食させたのち,内視鏡検査も行なってみることがある種の研究領域では必要になってきたようだ.もっともずいぶん以前のことであるが食物の胃排出を調べる目的で,朝食をとらせてから数時間後に胃をみたことがあるが,残渣の量が内視鏡的にはうまくつかめないので,中途でよしてしまったことはある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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