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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻8号

1975年08月発行

今月の主題 クローン病とその周辺

座談会

クローン病をめぐって

著者: 武藤徹一郎1 石川誠2 服部和彦3 丸山雅一4 岡部治弥

所属機関: 1東京大学第1外科 2山形大学内科 3名古屋保健衛生大学内科 4癌研付属病院内科 5北里大学内科

ページ範囲:P.1062 - P.1076

文献概要

 岡部(司会) 類縁疾患も含めて,Crohn病について,座談会を始めたいと思います.

 本誌上には,過去にも何回か取り上げられていますが,今回たまたま第12回日本消化器内視鏡学会では芦沢会長が「Crohn病及びその類縁疾患」ということで,シンポジウムに取り上げられ,その翌日には,Crohn病の症例検討会をいたしまして,われわれ,たいへん勉強になったわけです.それらを踏まえて話を進めていきたいと思います.

 お集まりいただいた先生方の中には,英国におけるCrohn病を,親しく自分の目で確かめてこられた武藤先生と,米国の症例を見てこられた服部先生もおられますので,英米両国において,どういうものを基準にしてCrohn病という診断をしているかということをおうかがいしたいと思います.まず武藤先生.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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