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書評「大腸疾患アトラス」
著者: 岡部治弥1
所属機関: 1北里大学
ページ範囲:P.1183 - P.1183
文献購入ページに移動 この本は,その序文の中で著者自身で述べられているように,「内視鏡を中心とした……特徴のある……図譜」そのものといって良い.
その特徴としては,Ⅰ章からⅢ章までの大腸疾患に対するX線検査,内視鏡検査の実際的な面に対する解説においても,その後の症例の章での各疾患についての解説においても,その記述は少ない頁数の中に要領良く,わかり易く述べられていることが先ず第1にあげられる.さらにこの解説の内容として,Ⅰ章からⅢ章においては,各検査法の位置づけ,(すなわち,目的,適応,禁忌など)に対する著者らの明確な判断が述べられていること,疾患の解説においては,その疾患の位置づけ,(すなわち他疾患との鑑別あるいは異同など)と,これ等疾患の経過中における各検査法の持つ意味,とについても,著者らの明快な見解が述べられていることが,もう一つの特徴としてあげられる.
その特徴としては,Ⅰ章からⅢ章までの大腸疾患に対するX線検査,内視鏡検査の実際的な面に対する解説においても,その後の症例の章での各疾患についての解説においても,その記述は少ない頁数の中に要領良く,わかり易く述べられていることが先ず第1にあげられる.さらにこの解説の内容として,Ⅰ章からⅢ章においては,各検査法の位置づけ,(すなわち,目的,適応,禁忌など)に対する著者らの明確な判断が述べられていること,疾患の解説においては,その疾患の位置づけ,(すなわち他疾患との鑑別あるいは異同など)と,これ等疾患の経過中における各検査法の持つ意味,とについても,著者らの明快な見解が述べられていることが,もう一つの特徴としてあげられる.
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