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文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻9号

1975年09月発行

症例

色素撒布法が診断上有効であった早期胃癌の2例

著者: 磨伊正義1 高松脩2 浅井伴衛2 渡辺騏七郎3

所属機関: 1金沢大学がん研究所附属病院外科 2国立金沢病院外科 3国立金沢病院病理

ページ範囲:P.1195 - P.1200

文献概要

 近年,早期胃癌の内視鏡診断の進歩は目ざましく,その診断技術もほぼ完成された感があるが,Ⅱb病変や微小癌の発見にはまだ充分とはいえない.特に胃X線写真,切除標本と比較して内視鏡では粘膜表面の微細顆粒状変化が把握しにくく,私共はこの難点を解消するため,井田,川井の方法による色素撒布法を試みた.今回は早期胃癌の診断に本法を併用し,有効であった2症例を供覧する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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