icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸10巻9号

1975年09月発行

文献概要

新しい検査法

内視鏡を用いた上部消化管pH測定法

著者: 安藤博1 大原敬二1 綿貫喆1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学第1外科教室

ページ範囲:P.1206 - P.1206

文献購入ページに移動
 内視鏡を利用した治療法,検査法も開発されつつあり,内視鏡の適応範囲も拡大される傾向にある.当教室では,数年前より内視鏡直視下に上部消化管のpH測定について基礎的検討を行ない,現在ではテレメータリングカプセル法と併用して測定を行なっている.この方法は,従来の検査法にみられない直視下に任意の部位の粘膜上のpHが測定できるという点で秀れ,食道炎,胃炎,胃十二指腸潰瘍,残胃などの病態生理的追及方法の一つとなりうるものと思われる.以下本法の測定法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?