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今月の主題 早期胃癌肉眼分類の再検討 論文紹介
早期胃癌の型分類について
著者: 川井啓市1
所属機関: 1京都府立医科大学公衆衛生学教室
ページ範囲:P.25 - P.29
文献購入ページに移動 早期胃癌の型分類の再検討に関しては,本号の座談会にとりあげられており,そのなかでこのようなテーマがとりあげられるに至ったいきさつの概略を述べた.また,巻頭の市川論文中にもこのいきさつが簡単に述べられている.
もともと早期胃癌の概念は周知のように1962年,日本内視鏡学会でとりあげられ,その型分類の試案が出来てから,1963年胃癌研究会での討論を経て「胃癌取り扱い規約」のなかに収録されるに至っている.その後,UICC(国際癌連合)ですべての臓器の癌の分類に共通したTMN分類の提案がある等,胃癌並びに早期胃癌の命名ないし分類に関しては現在に至るまで国際的な討論が続いているのである.
もともと早期胃癌の概念は周知のように1962年,日本内視鏡学会でとりあげられ,その型分類の試案が出来てから,1963年胃癌研究会での討論を経て「胃癌取り扱い規約」のなかに収録されるに至っている.その後,UICC(国際癌連合)ですべての臓器の癌の分類に共通したTMN分類の提案がある等,胃癌並びに早期胃癌の命名ないし分類に関しては現在に至るまで国際的な討論が続いているのである.
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