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文献詳細

雑誌文献

胃と腸11巻1号

1976年01月発行

胃と腸ノート

Ⅱc+Ⅱa型早期胃癌の臨床診断(1)

著者: 倉俣英夫1

所属機関: 1神奈川県立成人病センタ一

ページ範囲:P.90 - P.90

文献概要

 Ⅱc+Ⅱa型早期胃癌は佐野らにより肉眼分類の基本型の1つとして提唱されている.この癌は消化性潰瘍を合併したⅡc型の癌がその辺縁でⅡa型の増殖を示したもので癌の2相性増殖パターン(陥凹と隆起)を有するものである.この型のⅡa部分は粘膜内の癌の増殖によるもので,粘膜下に浸潤増殖した場合の高まりとは本質的に異り,その臨床診断面に特異性があるので以下症例を提示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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