icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸11巻2号

1976年02月発行

文献概要

--------------------

海外文献紹介「超音波法下での膵の経皮的吸引生検」

著者: 鶴原一郎1

所属機関: 1鳥取大学第2内科

ページ範囲:P.156 - P.156

文献購入ページに移動
 Percutaneous Aspiration Biopsy of the Pancreas under Ultrasonic Guidance: Edward H. Smith, et al. (N. Engl. J. Med. 292: 825~828, 1975)

 周知のごとく膵の悪性病変を見いだすことは大変困難であり,確定診断にあたっては,通常試験開腹が行なわれているのが現状である.著者らは,Arnesjöらの穿刺針吸引生検による膵細胞診と外科的手技によって得られた膵組織診断とが大変よく一致したという報告およびデンマークのHanckeらによる超音波法下での膵の吸引生検の報告を検討し,臨床的に膵癌が疑われた7人に超音波法下での経皮的吸引生検を実施.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?