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文献概要
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海外文献紹介「超音波法下での膵の経皮的吸引生検」
著者: 鶴原一郎1
所属機関: 1鳥取大学第2内科
ページ範囲:P.156 - P.156
文献購入ページに移動 Percutaneous Aspiration Biopsy of the Pancreas under Ultrasonic Guidance: Edward H. Smith, et al. (N. Engl. J. Med. 292: 825~828, 1975)
周知のごとく膵の悪性病変を見いだすことは大変困難であり,確定診断にあたっては,通常試験開腹が行なわれているのが現状である.著者らは,Arnesjöらの穿刺針吸引生検による膵細胞診と外科的手技によって得られた膵組織診断とが大変よく一致したという報告およびデンマークのHanckeらによる超音波法下での膵の吸引生検の報告を検討し,臨床的に膵癌が疑われた7人に超音波法下での経皮的吸引生検を実施.
周知のごとく膵の悪性病変を見いだすことは大変困難であり,確定診断にあたっては,通常試験開腹が行なわれているのが現状である.著者らは,Arnesjöらの穿刺針吸引生検による膵細胞診と外科的手技によって得られた膵組織診断とが大変よく一致したという報告およびデンマークのHanckeらによる超音波法下での膵の吸引生検の報告を検討し,臨床的に膵癌が疑われた7人に超音波法下での経皮的吸引生検を実施.
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