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文献詳細

雑誌文献

胃と腸11巻3号

1976年03月発行

文献概要

今月の主題 早期食道癌 座談会

食道癌の早期診断―診断法の組み合わせ方

著者: 木暮喬1 安河内浩2 竹本忠良3 長与健夫4 高木国夫5 白壁彦夫6

所属機関: 1東京大学医学部・放射線科 2埼玉・越谷市立病院放射線科 3東京女子医科大学・消化器内科 4愛知県がんセンター研究所第1病理部 5癌研究会癌研究所附属病院・外科 6順天堂大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.318 - P.332

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 白壁(司会) 「食道癌の早期診断」を主題にして,関連する治療なども含ませていただきます.また,早期食道癌を扱うにしても,やはり踏み台になるのは進行癌です,これものも見逃しがないように早くみつける,それが早期食道癌もみつけることになる,というわけです.

 去年の放射線線学会臨床シンポジウムに「食道癌の診断と治療」がありました.そのときに,杏林大学の鍋谷教授が討論の項目を,(1)みつけるにはどうすればよいか,(2)診断の現状はどうなっているか,治療はどうなっているか,(3)外科治療と放射線治療の関連性と比較はどうか,に分けられましたね.この考え方は非常に有効で,合理的なものです.今日もそういうような順序で話を進めていきたいと存じます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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