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文献詳細

雑誌文献

胃と腸11巻3号

1976年03月発行

文献概要

研究

各種胃疾患におけるブドウ糖の胃排出機能に及ぼす影響

著者: 三輪剛1 谷礼夫1 原沢茂1 鈴木荘太郎1 崎田隆夫2

所属機関: 1東海大学医学部内科 2筑波大学医学専門学群

ページ範囲:P.379 - P.383

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 ブドウ糖液が胃排出に及ぼす影響については,Huntら1)はすでに十二指腸にあると想定されるOsmoreceptorによって液の浸透圧に応じたコントロールがあるとされている.浸透圧が高いほど胃排出は遅延する.

 胃排出は種々の胃の病態や胃液分泌能と関連している2)~4)ので,当然ブドウ糖液を胃内に注入したとき胃排出に関して生ずる反応も,それぞれの病態や胃液分泌能によって異ってくるであろうと推定される.著者らは,種々の胃疾患におけるブドウ糖の胃排出に及ぼす影響を検討したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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