萎縮性胃炎を実験的に作る方法として,古くから温水や化学薬品などを直接胃に投与したり1),胃の一部を切除する2)という方法で,まず急性胃炎を起させて,その後に慢性胃炎を作るというやり方とか,自己,同種および異種の胃液3)や胃組織を投与して萎縮性胃炎を起す方法4)などが知られている.
臨床的立場から萎縮性胃炎を考える場合,この疾患が自己免疫性であるという考え方が支持されているため5),実験的には胃抗原投与を行なって同疾患を誘発させるという方面からの研究が進められてきている.このような方法に用いられてきた実験動物はイヌ3)4)であって,モルモット,ラットやマウスにおいては抗原処理による萎縮性胃炎の発生の報告はない6).もし小動物を用いてイヌに見られるような萎縮性胃炎を発生させることが可能であるならば,その発生過程を多くの動物を用いて詳細に追跡研究することができるはずである.われわれは最近マウスにラットやマウスの胃抗原を投与することにより萎縮性胃炎を発生させることができた7)~9).同様な方法により,ICRマウスの胃抗原を同系のマウスに投与したところ,異種の抗原投与の場合と異なった結果が得られたので,その結果を報告する.
雑誌目次
胃と腸11巻4号
1976年04月発行
雑誌目次
今月の主題 研究・症例特集
研究
ICRマウスにおける同種胃抗原感作による胃粘膜の変化
著者: 渡辺敦光 , 滝沢韶一 , 広瀬文男
ページ範囲:P.417 - P.423
胃粘膜下腫瘍の確定診断―胃穿刺吸引細胞診について
著者: 添田修二 , 近藤直嗣 , 赤司光弘 , 伊藤俊哉 , 土屋凉一 , 二ツ木浩一
ページ範囲:P.425 - P.430
一般に胃に発生する腫瘍は大部分が癌腫で,それ以外の非癌性腫瘍は比較的少ない.この非癌性胃腫瘍のなかで,比較的しばしばみられるのは上皮性の良性腫瘍であるポリープである.その他の非上皮性腫瘍が所謂胃粘膜下腫瘍である.さらに非上皮性腫瘍ではないが,迷入膵,好酸性肉芽腫等も粘膜下にある時には胃粘膜下腫瘍として取り扱われている.本邦に於ける胃腫瘍の診断は,胃癌,殊に早期胃癌の診断に努力がはらわれ,診断率は100%近くに達している.一方,胃粘膜下腫瘍の診断に関しては種々の試みがなされているが,未だ満足すべき方法はない.われわれは胃癌の診断に,胃生検と併用して胃穿刺吸引細胞診を行い良好な成績を得たので,さらに胃粘膜下腫瘍の診断にも応用した.先ず胃穿刺吸引細胞診の方法を述べ,本法が胃病変,特に胃粘膜下腫瘍の診断に有効であることを強調したい.
器具および方法
胃穿刺吸引細胞診は,胃生検用ファイバースコープ(GFB2)を用い,生検鉗子の代りに穿刺吸引針(Fig. 1)を直視下に病巣に刺入,直接病変部より細胞を吸引採取する方法である.長さの異る2種類の穿刺吸引針(4mm,6mm)を準備し,病巣の深さに応じて適宜使用している.以下本法の実施方法を述べる.
①生検用ファイバースコープを挿入,目的の病変をとらえる.
②鉗子孔を通して穿刺吸引針を挿入,目的の部位を粘膜を通して穿刺する(Fig. 2).
③20mlのディスポ注射器に1mlの生理的食塩水を容れ,これを穿刺吸引針に接続.注射器に陰圧を加えることにより,粘膜下組織の吸引を行う.
④この操作を部位を変え,あるいは針の長さを変え数回行う.
⑤採取された検体は主として穿刺針内に留っており,あらかじめ注射器内に容れた生理的食塩水にて99.5%エチルアルコール2ml内に噴射する.この操作により細胞は約70%エチルアルコールにて直ちに固定されることになる.
⑥遠沈によって得られた沈渣よりPapanicolaou染色塗沫標本ならびにH-E染色Cell-Block標本を作製する.
吐血を主訴とした胃癌の6例
著者: 池田耕 , 池尻其行 , 羽栗純夫 , 村上浩 , 太田智規 , 吉村雪夫 , 小山田千秋 , 田中昌俊 , 渡辺正剛 , 森松稔
ページ範囲:P.431 - P.439
胃癌の大部分は腫瘤の崩壊によって潰瘍を形成し,その表面から出血する.しかし,胃潰瘍の揚合にみられるような大量出血をみることは稀で,潜血反応で認められる程度の微量出血であることが多い1).筆者らは最近,6例の吐血を主訴とする胃癌症例を経験したが,1例を除き,癌性潰瘍の大きさや深達度は必ずしも高度なものではなく,全例とも十分根治手術可能であった.これらの症例を供覧するとともに,顕出血を主訴とする胃癌症例の術前診断,切除胃標本の性状等について若干の文献的考察を加えて検討してみた.
症例
〔症例1〕26歳 男
生来,健康で特に自覚症状はなかった.通勤途中,約400mlの吐血をし,当院外科に入院した.入院直後,再度約300mlの吐血をした.
胃X線所見:2度のX線検査で特記すべき所見を発見できず,胃内視鏡診断後,3度目のX線検査で,胃体上部大彎に不整皺襞集中を認めた.
胃内視鏡所見:胃体上部大彎に皺襞集中を伴った辺縁不整な潰瘍があり,Ⅱc+Ⅲ型早期胃癌と診断した.
胃生検でgroupⅤと診断し,幽門側胃亜全摘出術(リンパ節廓清度R2)を施行した.
切除胃肉眼所見:胃体上部大彎に1.5×1.2cm大の皺襞集中を伴った不整潰瘍があり,その潰瘍底部に露出した血管の断端を認めた.組織学的所見はTable6参照.
症例
高齢者に経験した薬物初発胃潰瘍
著者: 佐藤治邦 , 紀健二 , 久保富美子 , 真田昌彦 , 橋本肇 , 金沢暁太郎 , 小城守也 , 島田裕之
ページ範囲:P.443 - P.448
高齢者に発生する疾患はより若年者層のものと本質的には変るものではないと言えるが,ただ加齢による機能的・器質的変化に多分に修飾され,それ故にその老化の変遷と疾患像の推移とを追求することは本質の解明に大きく役立つと考えられ,重要である.例えば,萎縮性胃炎の程度の増強と慢性胃炎の位置の問題,びらん性胃炎,ポリープあるいは早期胃癌の発生状況等は検索を要するにたる素材である.
この意味において薬物性潰瘍が高齢者に発生することを探求することは,その発生機構の解明にかなりの比重をもちうると考えうるので,今度われわれが経験した薬物初発の潰瘍を内視鏡並びに一部病理学的に検討し報告したい.
残胃に発生したⅡa型微小胃癌の1例
著者: 伊東進 , 村上剛 , 神原勤 , 田中通博 , 尾崎健次郎 , 岸清一郎 , 北村嘉男 , 赤木郷
ページ範囲:P.449 - P.453
良性疾患で胃切除を受け,術後数年を経て発生した胃癌は一般に残胃癌といわれている.残胃癌の報告例は欧米では多いが,本邦では少なく,山下ら1)によると中村ら2)(1953年)の報告以来1971年までに106例の報告例があるのみである.これら残胃癌の報告例のほとんどは進行癌で,山下らは残胃早期癌の報告はわずか5例に過ぎないと述べている.山岸ら3)も残胃早期癌の報告はわずかに7例のみであると述べている.しかしながら,山下ら1),山岸ら3)の報告例の中には,学会報告のみで詳細が不明なもの,あるいは胃切除後5年以内に発見された例も含まれている.したがって,胃切除5年以上経過した残胃早期癌の文献的報告例はさらに少ないものと思われる.
著者らが文献的に調査したところ,残胃に発生した早期癌の報告は6例のみであり,きわめて稀であると思われる.このたび著者らは,胃潰瘍術後27年目に発見された残胃早期癌を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
幽門輪に接したⅡc型早期胃癌の1例
著者: 福本圭志 , 加藤三郎 , 光吉靖夫 , 竹林政史 , 菅原侠治 , 加藤守彦
ページ範囲:P.455 - P.460
幽門近旁部は粘膜の萎縮および腸上皮化性を強く来し,さらにビランや潰瘍などの修復に伴う変形を生じやすく,その上,胃の旺盛な蠕動運動の影響をうける部位である.それにX線検査では,十二指腸とか脊柱との重なりのために鮮明な描出が困難で,また内視鏡検査でも従来は変形とか遠景のために目的部位の観察が充分でなかったり,生検も不正確に終ることが多かった.したがって悪性病変を疑いながらも確診を得るに至らないままに胃切除術を施行したが,その後の組織学的検索にて良性であったものや,悪性を強く疑いながらも確診できず,そのまま経過観察のやむなきにいたった症例も経験してきた.
しかし,最近の側視式十二指腸ファイバースコープ(JF-B),またGIF-Dを中心とした直視式のPanendoscopeの開発により,幽門およびその近傍部を直視下に正面像をとらえ,詳細な観察と正確な生検により,幽門近旁部病変の診断を正確に,とりわけ微小胃癌の術前診断をも可能にした.
早期胃癌と合併した胃平滑筋肉腫の1例
著者: 毛利昭生 , 若本敦雄 , 甲斐良樹 , 藤谷博義 , 田原栄一
ページ範囲:P.461 - P.465
一般に胃腸管系に発生母地の違った悪性腫瘍が共存することは極めて稀である.最近,我々は臨床的にボールマンⅠ型の胃癌の診断のもとに胃切除術を行った症例に,噴開部から胃底部にかけて平滑筋肉腫と,それとは独立して体部後壁にⅡc型早期癌とが共存した非常に稀な1症例を経験したので報告する.
症例
患 者:42歳 男 会社員
主 訴:えん下困難
家族歴・既応歴:特記事項なし
現病歴:1973年8月ごろより物を食べると呑込みにくくなったり,また腹部膨満感が時々あるも放置していた.しかし前記症状が1974年3月ごろより次第に強くなったので同年5月当科を受診した,なお,上腹部痛,下血等の胃腸症状はなかった.
入院時現症・検査所見:体格中等度で栄養状態は可.眼瞼結膜および球結膜に貧血,黄疸はなし.頸部および鎖骨上窩リンパ節は触知しない,心肺は特に異常なし.腹部は平坦で圧痛などもなく肝,脾腫もなし.腱反射は正常.血圧120-70mmHg.尿検査は正常.便潜血反応は陰性.赤血球418万.Ht38%,Hb129/dl.白血球8,700.肝機能はほぼ正常.梅毒反応は陰性.胸部レ線およびECGには異常なし.血沈1時間値17mm.
著明な間質反応を伴った胃のいわゆる癌肉腫の1例
著者: 富永浩平 , ニツ木浩一 , 牧山和也 , 松永圭一郎 , 久松厳 , 高原誠
ページ範囲:P.467 - P.473
胃に発生する癌肉腫は稀な疾患である.著者らがここに報告するものは肉眼的にはBorrmannⅡ型進行胃癌が疑われたが,組織学的に著明な間質反応を伴う腫瘍であって,これを癌肉腫とすべきか,肉腫様形態を伴う異型的な癌腫とすべきか判断に迷うものである.元来,癌肉腫のentityに関しては諸家により見解を異にし,その存在自体を疑うものも多いが,本症例の特異な組織像より著者らは“いわゆる癌肉腫”として報告する.
症例
患 者:63歳 男性
主 訴:心窩部重圧感
家族歴:父(43歳)と母(80歳)共に胃癌で死亡.同胞5人には特記事項なし.
現病歴:約20年前より某院で便秘のため冶療を受けていた.1970年8月30日,心窩部に重圧感および膨満感があり是真会東望病院を訪れたが,心窩部痛,胸やけ,嘔気その他の消化器症状はなかった.同年9月1日,胃X線検査を受け前庭部小彎に巨大潰瘍があり穿通性胃潰瘍を疑われ同院に入院した.
入院時現症:体格大,栄養状態良好.眼瞼結膜に貧血なく,眼球結膜に黄疸なし,脈拍80整,緊張良好,血圧130/70.口腔および咽頭に著変なく,舌苔厚し.頸部リンパ節腫脹なし.心肺に理学的所見なし.腹部は平坦.軟で圧痛,抵抗もなく腫瘤触知せず.肝,脾,腎はともに触知せず.下肢に浮腫なく腱反射正常で病的反射なし.
胃多発性濾胞性リンパ腫の1例
著者: 富野康日己 , 野呂崇 , 吉木敬 , 白井俊一 , 仲綾子 , 伊藤哲夫 , 渋江公一
ページ範囲:P.475 - P.481
近年胃のX線検査,内視鏡検査,細胞診,直視下生検などの検査法の発達は著しく,胃癌をはじめとする各種胃疾患の診断治療を容易ならしめるとともに,臨床病理学的知見の進歩に大きく貢献している.しかし胃癌や胃潰瘍に比べ胃リンパ腫やその類縁疾患は発生頻度も低く,その臨床病理学的知見の確立にはなお個々の症例の集積や解析が必要と思われる.
筆者らは最近臨床的にⅡc型早期胃癌と考えられ,生検組織の鏡検においてreactive lymphoid hyperplasia(以後RLHと略す)を示唆されたが,最終的には切除胃の組織学的検索によって多発性濾胞性リンパ腫と診断された1例を経験したので,その臨床経過の概要と病理学的知見を報告する.
幽門前部潰瘍の穿通に続発した“Double pylorus”
著者: ,
ページ範囲:P.483 - P.485
Double pylorusは稀なもので,文献的にもわずかの報告がみられるにすぎない1)~7).しかし,最近ではレントゲン検査技術が進歩し,内視鏡検査も頻繁に行われるようになってdouble pylorusの診断は増加してきている.文献的にはその発生について後天的とするものと先天的とする2つの説がある1)~7).また,診断は外科手術の時にやっと得られるものも多いが,一方double pylorusがレントゲン的ないし内視鏡的に特徴ある所見を示したという報告もある.
著者らの例は幽門前部潰瘍の穿通に続いて発生した後天的double pylorusの1例である.
長大な縦走潰瘍を有した小腸クローン病の1例
著者: 湯川研一 , 北陸平 , 金英一 , 仲川恵三 , 谷口春生
ページ範囲:P.487 - P.492
従来日本ではクローン病といえば急性クローン病のことを指し,欧米に多い慢性クローン病の報告は少なかった.しかし最近のCIOMS1)の分類によれば,この急性型はクローン病とは別の疾患単位とされている.慢性型クローン病(以下クローン病と呼称)は既に本誌2)で特集が組まれ,第17回日本消化器内視鏡学会シンポジウム3)にもとりあげられたように,今日最も注目されている疾患の1っである.学会シンポジウムでは大腸クローン病に比し小腸クローン病の報告が少ないことが指摘されたが,このことは小腸X線検査に二重造影法がまだ十分とり入れられておらず,内視鏡検査も困難で,小腸疾患に対する関心がまだ高いとはいえないことも一因であろう.
クローン病は今日なお概念や病態に不明の点が多い疾患である4)5).このような状態においては疑わしい症例を詳細に検討することも大切であるが,一方においては臨床・病理両面から積極的にクローン病といえる症例を検討,集積することが必要であろう.今回長大な縦走潰瘍を有した小腸クローン病の1例を経験したので報告する.
腸重積症を併発したPeutz-Jeghers症候群の1例
著者: 菅原一布 , 梶塚暁 , 広瀬正徳 , アン・イン・セン
ページ範囲:P.493 - P.497
Peutz-Jeghers症候群は1921年Peutz1)によりはじめて記録され,1949年Jeghersら2)によって確立された口唇,口腔粘膜,指趾の色素斑,および胃,腸ポリポージス,単性優性遺伝を示す疾患である.最近われわれは腸重積症を併発したこの典型的な1症例を経験したので報告し,あわせて若干の文献的考察を試みる.
症例
患 者:11歳 女子 小学生
主 訴:腹痛及び嘔吐
既往歴:2歳頃より口唇に色素斑を認め,1973年1月に腹痛,嘔吐を認めた.
家族歴:父系には口唇の色素斑,腸疾患を認めた者はいない.母系には口唇に色素斑を認める者6名,うち3名が腸手術を受けている,Table1のように祖父①は色素斑を認め腸の手術を受け,腸疾患で死亡している,病名不明.叔父②,③は戦死,⑥は色素斑を認め,その子供⑨も色素斑を認め,時々腹痛を訴えている.叔母④は45歳で子宮癌にて死亡しているが,色素斑を認め,20歳の時,腸軸捻転の手術を受けている.母⑤も色素斑を認め,検査により胃と小腸にポリープを認めた(後述).叔母⑦(35歳)にも色素斑を認め,16歳の時,旅行先にて腸手術を受けている.病名不明.なお腸手術を受けた3症例にポリープが存在したかは不明である.
現病歴:1974年3月22日,突然激しい腹痛,嘔吐を認め某医を受診し,急性腹症の疑いで当院に入院した.
入院時現症:体格小,顔貌苦悶性,眼瞼結膜貧血性,口唇および口腔粘膜に粟粒大より小豆大の黒褐色色素斑を認めた.上腹部に大人手挙大の腫瘤を触知し,腹部は鼓音を呈した.手掌,足底および指先にも黒褐色色素斑を認めた(後述).下血は認めない.
検査成績:便の潜血反応が強陽性であった.腹部単純撮影では鏡面形成みられず,注腸造影でも結腸に異常は認めなかった(Table 2).
入院後経過:入院後も腹痛,嘔吐は続き,入院第3病日に施行した涜腸後,多量の1血便がみられた.入院第4病日に小腸重積症の診断のもとに開腹手術を行なった.
潰瘍性大腸炎と合併した直腸癌の1例
著者: 田中乙雄 , 鰐淵勉 , 川口正樹 , 曽我淳 , 小山真 , 武藤輝一 , 田代成元
ページ範囲:P.499 - P.502
本邦における潰瘍性大腸炎の研究は最近著しく活発となり,特に本症が慢性かつ難治性であるため注目される疾患の1つに数えられている,本症は欧米では比較的稀でない疾患として内科,外科両域から種々の点について研究がなされており,特にその癌化は古くから問題とされてきた.本邦でも潰瘍性大腸炎の手術症例は次第に増加しているが,なおこの癌化についての報告例は少ない.最近われわれは潰瘍性大腸炎で長期経過中に直腸に癌の発生した1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
症例
症 例:加○幸 62歳 女性
主 訴:血便,下腹部不快感
家族歴:父系祖母,父:糖尿病.長兄:直腸癌
既往歴:22歳時に肋膜炎,約5年前より糖尿病にて食事療法,薬物療法を受けていた.
現病歴:約35年前より時々鮮血便に気づいていた.1941年,某医にて潰瘍性大腸炎の診断を受け,キノヨシン,ヤテミンを投与され,症状の改善をみていたが,同様の症状は年4~5回あり,いずれも約1カ月位で上記薬物投与により寛解し,1953年頃には完全に症状は消失した.しかし1973年1月,再び排便時に軽度の血便が出現したため,3カ月後に某医を受診.サラゾピリン3錠/日で3カ月間服用した.その後自覚症状は特になく経過していたが,1974年9月裏急後重が増強して,本学内科受診,直腸鏡検査および生検の結果,直腸癌の診断を受け,当科に入院した.
現 症:体格中等度,栄養良好.眼球,眼瞼結膜に黄疸,貧血はなく,胸部は理学的に異常を認めない.脈拍72で整.血圧140/90mmHg.腹部は平坦で圧痛認めず,腫瘤も触知しない.肝,脾,腎はふれない.
Colitis Cystica Profunda
著者: 田坂健二 , 渡辺英伸 , 遠城寺宗知 , 松浦龍二
ページ範囲:P.503 - P.508
Colitis cystica profundaは結腸または直腸の粘膜下層およびそれより深層に異所的に存在する粘液囊胞よりなる無茎ポリープ状の良性非腫瘍性病変であり,存在状況によって大腸の広い範囲に見られるびまん型(diffuse type)と,主として直腸に弧在性または少数個よりなる限局型(localized type)とに分けられる.腺上皮の異所的存在や粘液貯留のために粘液性腺癌との鑑別が問題となるが,本病変のなかには直腸の腺癌として取り扱われた症例が相当数あると考えられる.Goodall and Sinclair(1957)が本病変名を提唱して以来,今日までに57例の報告がなされているが,最近われわれは本症の1例を経験したので,その概略を紹介し,若干の文献的考察を加えながらその病理発生について検討した.
Meckel憩室に発生したカルチノイドの1例
著者: 馬渡敏文 , 宮本利雄 , 実藤隼人
ページ範囲:P.509 - P.511
Meckel憩室は多彩な合併症を伴う奇形であるが,なかでもカルチノイドの合併は極めて稀であり,本邦における報告例は見当らない.著者らは下血と汎発性腹膜炎を呈した19歳男子を手術し,Meckel憩室穿孔を確認し,その後,病理組織学的検索により,偶然,カルチノイドの合併を認めたので,若干の考察を加えて報告する.
症例
患 者:19歳男子学生
主 訴:右下腹部痛.
現病歴:本院入院の半年前,下腹部痛および下血をきたし,約1週間入院4カ月後,再び下血をきたしたが,原因不明のまま放置.入院1週間前より,下腹部痛が続き,急に激痛となり,昭和48年10月8日来院.
初診時,下腹部全般に著明なBlumberg徴候およびデファンスを認め,圧痛は右下腹部に強かった.眼瞼結膜は貧血性で,Ht29%,Hb8.敬/dl,WBC19,900であった.
穿孔性虫垂炎の診断のもとに直ちに開腹.腹腔内には混濁した滲出液を多量に認め,穿孔性腹膜炎を思わせた.虫垂は浮腫状を呈するのみで穿孔を認めず,回盲弁より40cmの回腸に,穿孔を伴ったMeckel憩室を見出した(Fig. 1).これを回腸部分切除を加えて摘出し,回腸端々吻合を施して手術完了.
抗癌剤長期投与により興味ある経過をとった直腸癌の1例
著者: 加藤祐之助 , 小林一雄 , 小野田肇 , 粕川剛義 , 秋間道夫 , 一森繁生
ページ範囲:P.513 - P.517
現在癌の治療法としては,手術治療が中心ではあるが,化学療法の分野にもその進歩に著しいものがあり,薬剤の開発だけでなく,多剤併用,間歇あるいは連続投与,動脈内注入などその投与方法の改善により,副作用を少なくしつつ制癌効果をあげるべく努力がなされている.最近は切除不能例ばかりでなく,根治手術が行われたと判断されたものに対しても,再発予防的な化学療法を行う傾向になっている.5-FUはこれらの薬剤の中でも,結腸,直腸,および乳腺の腺癌に対し,かなり特異的に効果を示すといわれている1)~4).
筆者らは今回,直腸進行癌と診断されてから,8カ月にわたる5-FUを主とした化学療法を施行した後に手術を行い,癌の浸潤が粘膜下層にとどまり,リンパ節転移のない,いわゆる大腸早期癌であり,しかも組織学的に,5-FUの効果と思われる所見を示した1例を経験し,5-FUによるものと思われる粘膜変化について,若干の知見を得たので発表する
胃と腸ノート
Ⅱa+Ⅱc型早期胃癌の臨床診断(4)
著者: 倉俣英夫
ページ範囲:P.424 - P.424
K. S. 53歳 男
レ線所見:立位充盈像で胃体部小彎の辺縁がやや不整で,少しく伸展性がさまたげられている.図1の二重造影像ではこれに一致する胃体上部後壁に粘膜ひだの集中像をみる.この集合ひだの先端は棍棒状に肥大し,一部で融合様の像を呈している.Ⅱc様陥凹の有無は読みとれないが,その周辺には大小不整の凹凸を示している.一方,これとは別に小彎側にも粘膜模様の引きつれが見られるが,わずかなひだ先端の様相や,周辺の粘膜像は不明瞭である.しかし,ここにも小隆起を思わせる不揃いな凹凸陰影が集簇して先述の後壁の潰瘍性変化に連なっている.
内視鏡所見では噴門部に接して,小彎をまたぐ一部瘢痕化した線状潰瘍を見る.この潰瘍を中に周辺は平坦に近い浅いⅡc様陥凹があり,その辺縁で大小不揃いのきわめて低い隆起が取り巻くのが見られる.病変が噴門に接しているので観察は胃壁の過伸展となり,このため隆起は目立たず,Ⅱc様陥凹が目立ち,かつ易出血性である.
コンピュータ断層撮影法の現況
著者: 吉村克俊
ページ範囲:P.440 - P.441
コンピューター断層撮影装置はCTあるいはCATスキャナーの総称名の口本語直訳で,その妥当性はともかくEMI-Scanner,ACTA-Scannerをはじめ10種類以上に及ぶ機種が続々と生みだされ,改良を加えられている.その優れた診断能は従来のX線写真より更に詳細なデでテイルと体軸に垂直な面での三次元的な表現があり,かつ被写体への被曝を含めて侵襲の少いこと,画像を必要に応じてコンピュータとの対話により変え診断に適する像が得られることなどの特微があり,世界中でブームを呼んでおり,日本もこの2~3年間に2,30台に及ぶ受注が予定され,ますます過熱状態にあるといえよう.
脳診断を中心とする頭部専用装置の一つであるEMI-Scannerはほぼ完成した装置であり,脳出血を陽性像とし脳栓塞を陰性像とする最も鑑別のむつかしく,かつ緊急処置の異なる疾患を見わけ得る点や脳腫瘍,水頭症,脳動静脈奇形,動脈瘤,頭部外傷の鑑別など血管造影や気脳法のようなある種の危険と患者の負担が少い点で救急検査,早期診断,サーベイとして偉力を発揮する点で,脳外科は勿論神経内科,精神科,小児科領域に広く応用されている.また眼科領域でも骨侵蝕に至る前に軟部である視神経,後眼部腫瘍の診断にも用いられる等,すでに受注は米国で250台,英国で27台,日本で35台といわれている.機種も上述ACTA-Scannerを含め,Siretom(シーメンス社),Neurological CAT(Arthronix社),CT-H250(日立メディコ社),CT/N(G. E社)など次次と作られ,ユスライスあたりの所要時間も4~5分を要したものを9秒(Arthronix)まで短縮したり,カラーディスプレイを併用するなどの工夫をされている.
疣状胃炎に合併した早期胃癌(5)
著者: 村島義男 , 八百坂透
ページ範囲:P.454 - P.454
〔症例5〕T. K. 67歳 男
図1は腰の曲った入で撮封影条件が悪く,明瞭に病変が描出されていないが,矢印の部位に小さいポリープ状隆起のあるのが辛うじてわかる.図2はGF-B2による内視鏡像で幽門前庭部大彎後壁よりに小さい扁平な隆起を認める.図3はGIFD2による空気量の少なめの近接像で,半球形のポリープ状隆起があり,その表面に軽度の発赤がみられた.周辺の粘膜ひだに多少連珠状のニュアンスがあるが,不明瞭である.Ⅱa様隆起を示す病変を考慮しつつ生検したところ癌と診断された(なお,本例は胃体部後壁のポリープで3年間経過を見ていた).
胃・十二指腸潰瘍の局所療法のコツ(1)―基本的なコツ
著者: 中川健一 , 並木正義
ページ範囲:P.474 - P.474
われわれが胃・十二指腸潰瘍の内視鏡的局所注射療法を始めてから,すでに10年を過ぎ,症例も2,000例になろうとしている.
現在,わが国でこの療法を行なっている医療機関は150箇所を越えるが,最近では外国からの問い合わせや見学者も多い.本療法が普及するのは結構であるが,それが正しい方向に発展することを願うものである.そこで要望に応じ,今回あらためて潰瘍の局所療法のコツを述べてみたい.
一冊の本
Synopsis der Magenkrankheiten Klinik, Gastroskopie und Röntgenbefund―Ein Atlas
著者: 竹本忠良
ページ範囲:P.498 - P.498
Synopsisという名のついた本はかなりでている.本棚のなかをみわたしてたいへん懐しい思いがするものはRudolf Schindlerが書いたGrune & StrattonのSynopsis of Gastroenterology(1957)だ.しかしそれもとりだしてきて調べることもなくなった.
MeschanのSynposis of Roentgen SignsはSaundersから1962年刊行された本でドイツ語版もでているらしい.この本はおもちになっている先生が少なくないであろう.
追悼
佐野量造博士逝去さる
著者: 村上忠重
ページ範囲:P.518 - P.518
この世は不定とは言いながら何という残酷なことが起ったのだろう.こんな有力なこんな信頼出来る同志が若くして逝くとは.
今年の初め佐野さんが入院されたときいて私は自分の耳を疑った.勿論私は彼が8年前に胃切除を受けたことを知っていたし,それが印環細胞癌による早期胃癌であることも知っていた.彼が時々飴玉をなめ乍ら後期ダンピング症状?を打ち消していることも知っていた.だからこそ私は安心していた.再発することはないと.
佐野量造博士を偲ぶ
著者: 市川平三郎
ページ範囲:P.519 - P.519
「お互いに亥年だから,我が強いんだね,アッハハ」というセリフは,彼が,がんセンターに着任して早々から,死を迎える病床を見舞った時まで,何度聞いたことか.
豪快さの中に,意外に気弱なところがチラつく彼,国立がんセンターの同じ4階の斜めに向い合った研究室同志,出身校は違っても,同年であるということのための気易さから,随分とお互いに勝手なことを言い合った彼.性格が似ていると本人はいうが,意志の強さの点では,遙かに私より上であった彼.その意志の強さが,病理学の畑では,むしろ未開の分野に近かった胃の微細な病変について,肉眼所見と組織学的所見とを,丹念に結びつける貴重な仕事を継続させ発展させるのにカがあった.これが,胃の診断学の進歩にどれぐらい役に立っていたか,言うべくして行われ難い,臨床と基礎のかけ橋の役目をどんなに立派に成し遂げて来たことか.だから彼の研究室に入りびたっている研修生や,定例の彼の研究室主催の研究会のご常連の中には,病理を専門とする人達のみならず,外科,内科の診断治療医がどんなに多かったことか.診療に携る第一線の医師の悩みに,ずばり答えてくれる迫力をしたって,どんなに多くの熱心な開業医が,彼に弟子入りしたことか.やや,教祖的風格があった.あんまり研修医の出入りが多すぎるという批判も出る程であった.
佐野量造先生を惜別して
著者: 望月孝規
ページ範囲:P.520 - P.520
佐野量造先生がなくなった.まだ52歳の若さであった.昨年8月の早期胃癌肉眼分類についての座談会で会ったのが,最後だった.この問題のために,先生は多くの検討症例を準備して下ごしらへをし,また席上でも自己の考へ方をいつもの様に卒直にはっきり話して,いくつかの論点を明にした.その折,先生の議論が,以前よりすこしおだやかになった様に思へた.10月に,先生が長崎での学会で,Skirrhusのシンポジウムの司会をしたとき,参会した同僚からきいたとこころによると,何となく元気がなかったとのことであった.すでに宿痾が進んでいたのだらうか.それ以後,種々の会合で先生と会ふことはなかった.
先生と私の出会ひは,私が1963年に帰国して早期胃癌研究会に出席したときから始った.互に10数年間病理形態学に携はりながら,相触れなかったが,先生が上京後,新設の国立がんセンターに働き場を作って後は,胃癌についての諸種のArbeitskreisでは,しばしば会ひよく話し合った.公開の席で討論しあふことも多かった.先生は実に粘り強い病理形態学者であった.それに加うるに,厖大な資料と広汎な文献的考察を用いて,消化管腫瘍について数々の優れた仕事をあきらかにした.これらについては,国立がんセンターを中心とする多くの共同研究者の協力と共に,この道の先達としての故久留勝先生の誘掖があったことと思はれる.又,以前より師事した故木村哲二先生の考を踏襲しておしすすめた,各臓器や組織の肉腫についての仕事も,高く評価されるべきである.
宗教的信念を持っていた先生
著者: 青山大三
ページ範囲:P.521 - P.521
1976年2月16日午前9時32分に佐野量造先生が逝去されました.この事実はこれをお読み頂くすべての人々に極めて極めて言いあらわしようもない不快感,悲痛,無情,脱力感のために涙も出ない感慨に落し入れるでしょう.人間にとって涙を流しうる悲しみは,まだ程度がかるいがほんとうの深い悲しみに直面すると涙が出ない.ただ茫然と当惑とがあるのみである.
私事にわたって恐縮に思われるが,小生が佐野先生と面識をえたのは国立がんセンターが出来た時からである.先生は平素「宗教」については語られたことはなかったと思う.もしこれを読まれたかたで,先生から「宗教」についておききになったかたがおありならば,極めて幸福な人であると思う.しかし,先生の平素の小生との会話の中に,この先生は深い宗教的信念をもっていられることは早くから小生にはわかっていた.しかし,小生は先生に一度も宗教の話をしたことはなかったし,話す必要もないと感じた.それほど宗教的なかたであったからである.先生から,小生に頂いた手紙の中で一度だけ,先生の宗教感を充分にしたためてあったのが昭和45年の初秋であった.また先生が医学書院から「胃疾患の臨床病理」を出版され,その発刊祝賀会を行ったときに先生が宗教感をのべられた.ただ二回であった.
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欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.415 - P.415
早期胃癌肉眼分類について
著者: 岩永剛
ページ範囲:P.466 - P.466
本誌の「早期胃癌肉眼分類の再検討」特集号(1976年1月)を読んで感じたことを述べたい.
Hermanekの論文(Endoscopy,1973)に対する見解
Dr. Hermanekが最も力説したのは,日本の早期胃癌肉眼分類は,発表者により各病型の頻度が著しく異るということであった.まず,その中で文献引用をされた私の論文(Leber Magen Darm,1973)について説明しておきたい.これは日本の早期胃癌の臨床病理についてドイツ語で読む人のために簡明に記載したもので,この中に私達の施設での早期胃癌の各病型の実数を記した.その際,複合型は副病型を略してその主病型で表したが,Ⅱc+ⅢとⅢ+Ⅱcのみはそのまま記した.Ⅱa+Ⅱc,あるいはⅡc+Ⅱa等は,外人の初心者に説明するのが難しく混乱を招くと考えたので,それぞれの主病変をとってⅡa,あるいはⅡcとした.このため私達の早期胃癌は,基本型の頻度が最も高く,Ⅱc型が極端に多いと指摘された.
海外文献紹介「糞便性盲腸穿孔の2例」 フリーアクセス
著者: 酒井義浩
ページ範囲:P.442 - P.442
Stercoraceous Perforation of the Cecum, Report of Two Cases: A. Lasser et al. (Dis. Col. Rect. 18: 410, 1975)
症例 1.54歳女性.2日にわたる右下腹部痛を主訴に入院.既往に33歳時虫垂切除,53歳時子宮筋腫のため子宮・両卵巣切除.便秘の既往なし.降圧剤,鉄剤常用.入院時右下腹部に鶏卵大有痛性腫瘤触知.白血球数12,300,好中球72%,注腸X線像では盲腸の癌と思われる変化を示した.盲腸前壁に6cmの硬い腫瘤があり,終末回腸20cmを含めて右半結腸を切除し,同腸横行結腸端々吻合を施行.腫瘤は直径2cmの糞石を容れた壊死性炎症性線維性組織であり,近接して最大径1cmの不整潰瘍を伴った,組織学的には潰瘍は漿膜外脂肪にまで達する脂肪壊死,線維化を伴う急性慢性炎症であり,多数の小糞塊が穿通部の腸壁や漿膜外層に認められた.術後経過良好で退院し,現在症状はない.
海外文献紹介「大腸直腸の絨毛状腺腫,12年間の検討」 フリーアクセス
著者: 酒井義浩
ページ範囲:P.442 - P.442
Papillary Adenomas of the Colon and Rectum: A Twelve-year Review: M. R. Jahadi and W. Bailey (Dis. Col. Rect. 18: 249, 1975)
1960年より12年間に絨毛状腺腫として切除された大腸直腸polypの中,組織学的に確診した185例について検討.年齢は28~87歳で平均63歳.85%は50歳以上で60歳台に最高頻度.良性の場合平均年齢57歳.悪性69歳男性84例,女性101例で10%女性が多い.94%はcaucasia人,残りは黒人.臨床的には直腸出血を訴える者が最多で40%,次いで下痢22%.11%は無症状で健診にて発見1例のみに電解質不均衝あり.病悩期間と良悪性の相関なし.32%は直腸指診で触知.直腸鏡にて70%を確認.145例に注腸X線検査を行い68%を描出.分布は下部腸管に密で,71%が直腸とrectosigmoidに存在し,13%がS状結腸に存在.62例が合併病変を有し,内57例は腸管病変であった.その内36%は悪性,64%は良性病変で,悪性病変中腺癌が最多.形状は83%が無茎.有茎の内25%が悪性変化を示し,茎の有無で良悪性を述べるべきでない.大きさは直径2cmと5cmとに区切って分類すると,2cm以下に悪性変化18%,2cm以上では69%.5cm以上の良性は27%と少い.104例の初回生検診断において43%誤診.最終組織診断にて良性48%.97例が悪性部分を含んでいた.このうち40例は上皮内癌であり,42例は浸潤癌.初回治療として良性88例の内,7例は他に腺癌を合併していたため根治手術を,48例は局所切除を,15例は前方切開または分節切除を,15例は腸切開後polyp摘除をそれぞれ施行.これらの内10例は経過観察中再発し,7例は良性,3例は悪性であった.97例の悪性では14例が再発し,このうち10例では初回に局所切除を施行していた.これら全例再手術施行,再度再発が3例に認められた,悪性の67例は1969年までに手術され,1例を除いて経過観察しえた.2例の手術死を含めて10例が死亡.悪性の場合5年生存率75%.6例のみ転移により死亡.うち5例は初回手術時浸潤癌.従って浸潤癌が存在,または疑われる場合以外は妓息的外科手術でよいことを示唆している.
書評「腹部単純X線診断」 フリーアクセス
著者: 藤井正道
ページ範囲:P.486 - P.486
日常診療において,診療のすすめ方はそれぞれの分野で一定の順序があるが,X線診断部門においては特にこれが基本であり,重要である.しかし,X線診断方法のめざましい進歩に伴い,とかく術技を重点にしステップをふまないX線撮影が行なわれることがあるが,急性腹症の場合はもちろんのこと,腹部のX線診断に際し,第一のステップとして必要なのは単純撮影であることは,今さら改めていうまでもない.また日常,腹部単純撮影の件数は比較的多いが,いざ撮影フィルムを読影する場合,読影者に充分な知識がなければ,撮影フィルムはただ単なるフィルムベースでしかなく,患者にとってはむだな被曝となってしまうだろう.Susmanは,「We see only what we look for and we look for only what we know」と述べているが,まさに腹部単純フィルムの読影にあたっても,どのようなポイントに留意して読影するか,また正常像と異常像とに対する確実な知識をもっているか否かなどが基本として大切となる.
本書は以上の諸点に意を用い,単純フィルムを読影するにあたって必要な項目を網羅し,かつそれらに対する適切な解説を行い,さらにポイントとなる所見は,鮮明なフィルムを配して,学生のみならず,放射線医学に志すものや,第一線の実地医家に反覆してひもとく興味をおぼえさせるように工夫してあるなど,座右の書としてきわめて適切である.特に学生や,これから臨床医学の分野で活躍する若い医師のために,代表的なフィルムを基本に,永年の臨床経験に基づく教訓的なフィルムや極めてまれな症例をも加え,それらの特徴的パターンについての解説を行い,さらに,いわゆるサインといわれる所見の内容を,きわめて豊富にとり入れてある.
編集後記 フリーアクセス
著者: 崎田隆夫
ページ範囲:P.522 - P.522
「胃と腸」も10年を過ぎ,11年目になった.益々発展の道をたどっているようで,読者の皆様と共に,心から喜こびたいと思う.
本号は,恒例の年2回の症例・研究の特集号であるが,研究欄は,胃3,症例欄は,胃7,腸6で,早期胃癌研究会症例は,今回は胃の2例であった.腸の6例はいずれもすぐれた症例報告であり,本誌が腸を益益大きく包含してきていることは喜ぶべきことかと考えられる.
基本情報
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51巻9号(2016年8月発行)
今月の主題 消化管画像プレゼンテーションの基本と実際
51巻8号(2016年7月発行)
今月の主題 消化管疾患と皮膚病変
51巻7号(2016年6月発行)
今月の主題 新しい小腸・大腸画像診断─現状と将来展望
51巻6号(2016年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後発見胃癌の内視鏡的特徴
51巻5号(2016年5月発行)
増刊号 消化管拡大内視鏡診断2016
51巻4号(2016年4月発行)
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51巻3号(2016年3月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな大腸悪性腫瘍
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50巻12号(2015年11月発行)
今月の主題 胃底腺型胃癌
50巻11号(2015年10月発行)
今月の主題 血管炎による消化管病変
50巻10号(2015年9月発行)
今月の主題 狭窄を来す大腸疾患─診断のプロセスを含めて
50巻9号(2015年8月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌
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今月の主題 診断困難な炎症性腸疾患
50巻6号(2015年5月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな胃疾患
50巻5号(2015年5月発行)
増刊号 早期消化管癌の深達度診断 2015
50巻4号(2015年4月発行)
今月の主題 早期大腸癌内視鏡治療後の中・長期経過
50巻3号(2015年3月発行)
今月の主題 胃癌範囲診断における拡大観察のピットフォール
50巻2号(2015年2月発行)
今月の主題 食道のびらん・潰瘍性病変
50巻1号(2015年1月発行)
今月の主題 消化管早期癌診断学の時代変遷─50年の歩みと展望
49巻13号(2014年12月発行)
今月の主題 胃の腺腫─診断と治療方針
49巻12号(2014年11月発行)
今月の主題 大腸LSTの診断と意義—拡大内視鏡を中心に
49巻11号(2014年10月発行)
今月の主題 胃癌ESD適応拡大病変の経過と予後
49巻10号(2014年9月発行)
今月の主題 colitic cancerの初期病変─遡及例の検討を含めて
49巻9号(2014年8月発行)
今月の主題 小腸潰瘍の鑑別診断
49巻8号(2014年7月発行)
今月の主題 表面型表層拡大型食道癌の診断と治療戦略
49巻7号(2014年6月発行)
今月の主題 大腸T1(SM)癌に対する内視鏡治療の適応拡大
49巻6号(2014年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori陰性胃癌
49巻5号(2014年5月発行)
増刊号 消化管悪性リンパ腫2014
49巻4号(2014年4月発行)
今月の主題 虫垂病変のすべて―非腫瘍から腫瘍まで
49巻3号(2014年3月発行)
今月の主題 消化管アミロイドーシスを見直す
49巻2号(2014年2月発行)
今月の主題 日本食道学会拡大内視鏡分類
49巻1号(2014年1月発行)
今月の主題 ESD時代の早期胃癌深達度診断
48巻13号(2013年12月発行)
今月の主題 好酸球性消化管疾患の概念と取り扱い
48巻12号(2013年11月発行)
今月の主題 虚血性腸病変
48巻11号(2013年10月発行)
今月の主題 組織混在型粘膜内胃癌の診断
48巻10号(2013年9月発行)
今月の主題 小腸の悪性腫瘍
48巻9号(2013年8月発行)
今月の主題 食道表在癌治療の最先端
48巻8号(2013年7月発行)
今月の主題 非腫瘍性大腸ポリープのすべて
48巻7号(2013年6月発行)
今月の主題 消化管内分泌細胞腫瘍の診断と治療―WHO分類との対比
48巻6号(2013年5月発行)
今月の主題 微小胃癌の診断限界に迫る
48巻5号(2013年5月発行)
特集 炎症性腸疾患 2013
48巻4号(2013年4月発行)
今月の主題 カプセル内視鏡の現状と展望
48巻3号(2013年3月発行)
今月の主題 隆起型食道癌の特徴と鑑別診断
48巻2号(2013年2月発行)
今月の主題 大腸ESDの適応と実際
48巻1号(2013年1月発行)
今月の主題 潰瘍合併早期胃癌の診断と治療
47巻13号(2012年12月発行)
今月の主題 右側大腸腫瘍の臨床病理学的特徴
47巻12号(2012年11月発行)
今月の主題 高齢者消化管疾患の特徴
47巻11号(2012年10月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の胃癌
47巻10号(2012年9月発行)
今月の主題 難治性Crohn病の特徴と治療戦略
47巻9号(2012年8月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展─初期浸潤の病態と診断
47巻8号(2012年7月発行)
今月の主題 胃ポリープの意義と鑑別
47巻7号(2012年6月発行)
今月の主題 大腸憩室疾患
47巻6号(2012年5月発行)
今月の主題 経鼻内視鏡によるスクリーニング
47巻5号(2012年5月発行)
特集 図説 胃と腸用語集2012
47巻4号(2012年4月発行)
今月の主題 消化管EUS診断の現状と新たな展開
47巻3号(2012年3月発行)
今月の主題 咽頭・頸部食道癌の鑑別診断
47巻2号(2012年2月発行)
今月の主題 改訂された胃生検Group分類の現状
47巻1号(2012年1月発行)
今月の主題 腸管三次元CT診断の現状
46巻13号(2011年12月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎─診療・治療の新たな展開
46巻12号(2011年11月発行)
今月の主題 Barrett食道癌の診断
46巻11号(2011年10月発行)
今月の主題 十二指腸の腫瘍性病変
46巻10号(2011年9月発行)
今月の主題 大腸SM癌に対する内視鏡治療の適応拡大
46巻9号(2011年8月発行)
今月の主題 若年者の胃・十二指腸病変の特徴
46巻8号(2011年7月発行)
今月の主題 食道の炎症性疾患
46巻7号(2011年6月発行)
今月の主題 腸管Behçet病と単純性潰瘍─診断と治療の進歩
46巻6号(2011年5月発行)
今月の主題 胃腫瘍の拡大内視鏡診断
46巻5号(2011年5月発行)
特集 食道表在癌2011
46巻4号(2011年4月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変と癌化
46巻3号(2011年3月発行)
今月の主題 免疫不全状態における消化管病変
46巻2号(2011年2月発行)
今月の主題 NSAID起因性小腸病変
46巻1号(2011年1月発行)
今月の主題 多発胃癌─最新の知見を含めて
45巻14号(2010年12月発行)
第41巻~第45巻 総索引 2006年~2010年(平成18年~平成22年)
45巻13号(2010年12月発行)
今月の主題 遺伝性消化管疾患の特徴と長期経過
45巻12号(2010年11月発行)
今月の主題 特殊型胃癌の病理像と臨床的特徴
45巻11号(2010年10月発行)
今月の主題 大腸低分化腺癌の初期像とその進展
45巻10号(2010年9月発行)
今月の主題 Crohn病小腸病変に対する診断と治療の進歩
45巻9号(2010年8月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度診断
45巻8号(2010年7月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断─最新の知見を含めて
45巻7号(2010年6月発行)
今月の主題 低異型度分化型胃癌の診断
45巻6号(2010年5月発行)
今月の主題 側方発育型大腸腫瘍(laterally spreading tumor ; LST)─分類と意義
45巻5号(2010年4月発行)
特集 早期大腸癌2010
45巻4号(2010年4月発行)
今月の主題 スキルス胃癌と鑑別を要する疾患
45巻3号(2010年3月発行)
今月の主題 出血性小腸疾患─内視鏡診断・治療の最前線
45巻2号(2010年2月発行)
今月の主題 中・下咽頭表在癌の診断と治療
45巻1号(2010年1月発行)
今月の主題 早期胃癌のIIb進展範囲診断
44巻13号(2009年12月発行)
今月の主題 collagenous colitisの現況と新知見
44巻12号(2009年11月発行)
今月の主題 消化管癌の化学・放射線療法の効果判定と問題点
44巻11号(2009年10月発行)
今月の主題 食道小扁平上皮癌の診断
44巻10号(2009年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の初期病変とその進展・経過
44巻9号(2009年8月発行)
今月の主題 背景粘膜からみた胃癌ハイリスクグループ
44巻8号(2009年7月発行)
今月の主題 大腸SM癌内視鏡治療の根治基準をめぐって─病理診断の問題点と予後
44巻7号(2009年6月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌の診断
44巻6号(2009年5月発行)
今月の主題 小腸疾患─小病変の診断と治療の進歩
44巻5号(2009年4月発行)
今月の主題 癌や炎症と鑑別が困難な消化管悪性リンパ腫
44巻4号(2009年4月発行)
特集 早期胃癌2009
44巻3号(2009年3月発行)
今月の主題 食道扁平上皮癌に対するESDの適応と実際
44巻2号(2009年2月発行)
今月の主題 特発性腸間膜静脈硬化症(idiopathic mesenteric phlebosclerosis)―概念と臨床的取り扱い
44巻1号(2009年1月発行)
今月の主題 未分化型胃粘膜内癌のESD―適応拡大の可能性
43巻13号(2008年12月発行)
今月の主題 大腸癌の発生・発育進展
43巻12号(2008年11月発行)
今月の主題 早期胃癌発育の新たな分析─内視鏡経過例の遡及的検討から
43巻11号(2008年10月発行)
今月の主題 感染性腸炎─最近の動向と知見
43巻10号(2008年9月発行)
今月の主題 早期食道癌の診断─最近の進歩
43巻9号(2008年8月発行)
今月の主題 colitic cancer/dysplasiaの早期診断─病理組織診断の問題点も含めて
43巻8号(2008年7月発行)
今月の主題 胃癌に対する内視鏡スクリーニングの現状と将来
43巻7号(2008年6月発行)
今月の主題 消化管follicular lymphoma―診断と治療戦略
43巻6号(2008年5月発行)
今月の主題 大腸の新しい画像診断
43巻5号(2008年4月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌―病態と診断・治療の最前線
43巻4号(2008年4月発行)
特集 小腸疾患2008
43巻3号(2008年3月発行)
今月の主題 まれな食道良性腫瘍および腫瘍様病変
43巻2号(2008年2月発行)
今月の主題 消化管GIST―診断・治療の新展開
43巻1号(2008年1月発行)
今月の主題 早期胃癌ESD―適応拡大を求めて
42巻13号(2007年12月発行)
今月の主題 新しい治療による炎症性腸疾患(IBD)の経過―粘膜治癒を中心に
42巻12号(2007年11月発行)
今月の主題 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)起因性消化管病変
42巻11号(2007年10月発行)
今月の主題 ESD時代における未分化型混在早期胃癌の取り扱い
42巻10号(2007年9月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡切除後のサーベイランスに向けて
42巻9号(2007年8月発行)
今月の主題 食道表在癌内視鏡切除後の長期成績
42巻8号(2007年7月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌無効例の特徴と治療戦略
42巻7号(2007年6月発行)
今月の主題 大腸ESDの現況と将来展望
42巻6号(2007年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriと胃癌
42巻5号(2007年4月発行)
特集 消化管の拡大内視鏡観察2007
42巻4号(2007年4月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患(IBD)の上部消化管病変
42巻3号(2007年3月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の発育進展と診断・取り扱い
42巻2号(2007年2月発行)
今月の主題 食道扁平上皮dysplasia―診断と取り扱いをめぐって
42巻1号(2007年1月発行)
今月の主題 胃分化型SM1癌の診断―垂直浸潤500μm
41巻13号(2006年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡診断の最先端
41巻12号(2006年11月発行)
今月の主題 小腸疾患診療の新たな展開
41巻11号(2006年10月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDと腹腔鏡下手術の接点
41巻10号(2006年9月発行)
・sm癌の最新の診断と治療戦略
41巻9号(2006年8月発行)
今月の主題 通常内視鏡による大腸sm癌の深達度診断 垂直侵潤距離1,000μm術前診断の現状
41巻8号(2006年7月発行)
今月の主題 転移陽性胃粘膜内癌の特徴と取り扱い
41巻7号(2006年6月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriに起因しないとされる良性胃粘膜病変
41巻6号(2006年5月発行)
今月の主題 非定型的炎症性腸疾患―診断と経過
41巻5号(2006年4月発行)
今月の主題 陥凹性小胃癌の診断―基本から最先端まで
41巻4号(2006年4月発行)
特集 消化管内視鏡治療2006
41巻3号(2006年3月発行)
今月の主題 腸管悪性リンパ腫―最近の知見
41巻2号(2006年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の内視鏡診断―最近の進歩
41巻1号(2006年1月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDの適応の現状と今後の展望
40巻13号(2005年12月発行)
今月の主題 いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療法を問う
40巻12号(2005年11月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の異時性多発を考える
40巻11号(2005年10月発行)
今月の主題 小腸内視鏡検査法の進歩
40巻10号(2005年9月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎―診断と治療の新知見
40巻9号(2005年8月発行)
今月の主題 表在性の中・下咽頭癌
40巻8号(2005年7月発行)
今月の主題 免疫異常と消化管病変
40巻7号(2005年6月発行)
今月の主題 胃癌化学療法の進歩と課題
40巻6号(2005年5月発行)
今月の主題 Crohn病の初期病変―診断と長期経過
40巻4号(2005年4月発行)
特集 消化管の出血性疾患2005
40巻5号(2005年4月発行)
今月の主題 切開・剥離法(ESD)時代の胃癌術前診断
40巻3号(2005年3月発行)
今月の主題 特殊組織型の食道癌
40巻2号(2005年2月発行)
今月の主題 大腸カルチノイド腫瘍 転移例と非転移例の比較を中心に
40巻1号(2005年1月発行)
今月の主題 胃癌の時代的変遷と将来展望
39巻13号(2004年12月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡治療後の長期経過
39巻12号(2004年11月発行)
今月の主題 消化管の画像診断―21世紀の展開
39巻11号(2004年10月発行)
今月の主題 胃生検診断の意義 Group分類を考える
39巻10号(2004年9月発行)
今月の主題 大腸sm癌の深達度診断―垂直浸潤1,000μm
39巻9号(2004年8月発行)
今月の主題 Barrett食道癌―表在癌の境界・深達度診断
39巻8号(2004年7月発行)
今月の主題 家族性大腸腺腫症―最近の話題
39巻7号(2004年6月発行)
今月の主題 胃癌術後の残胃癌
39巻6号(2004年5月発行)
今月の主題 深達度診断を迷わせる食道表在癌―その原因と画像の特徴
39巻5号(2004年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡観察―V型pit pattern診断の問題点
39巻4号(2004年4月発行)
特集 消化管の粘膜下腫瘍 2004
39巻3号(2004年3月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌治療後の経過と予後
39巻2号(2004年2月発行)
今月の主題 Crohn病経過例における新しい治療の位置づけ
39巻1号(2004年1月発行)
今月の主題 最新の早期胃癌EMR―切開・剥離法
38巻13号(2003年12月発行)
今月の主題 消化管への転移性腫瘍
38巻12号(2003年11月発行)
今月の主題 上部消化管拡大観察の意義
38巻11号(2003年10月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の形態を示した消化管癌
38巻10号(2003年9月発行)
今月の主題 胃腺腫の診断と治療方針
38巻9号(2003年8月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断
38巻8号(2003年7月発行)
今月の主題 経過観察からみた大腸癌の発育・進展sm癌を中心に
38巻7号(2003年6月発行)
今月の主題 消化管の炎症性疾患診断におけるX線検査の有用性
38巻6号(2003年5月発行)
今月の主題 消化管腫瘍診断におけるX線検査の有用性
38巻5号(2003年4月発行)
今月の主題 胃型早期胃癌の病理学的特徴と臨床像―分化型癌を中心に
38巻4号(2003年4月発行)
特集 全身性疾患と消化管病変
38巻3号(2003年3月発行)
今月の主題 食道癌と他臓器重複癌―EMR時代を迎えて
38巻2号(2003年2月発行)
今月の主題 腸型Behçet病と単純性潰瘍の長期経過
38巻1号(2003年1月発行)
今月の主題 胃癌―診断と治療の最先端
37巻13号(2002年12月発行)
今月の主題 胃癌と鑑別を要する炎症性疾患
37巻12号(2002年11月発行)
今月の主題 Ⅰp・Ⅰsp型大腸sm癌
37巻11号(2002年10月発行)
今月の主題 消化管のvirtual endoscopy
37巻10号(2002年9月発行)
今月の主題 食道sm癌の再評価―食道温存治療の可能性を求めて
37巻9号(2002年8月発行)
今月の主題 胃粘膜内癌EMRの適応拡大と限界
37巻8号(2002年7月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(2)潰瘍性大腸炎以外
37巻7号(2002年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(1)潰瘍性大腸炎
37巻6号(2002年5月発行)
今月の主題 十二指腸の非腫瘍性びまん性病変
37巻5号(2002年4月発行)
今月の主題 cap polyposisと粘膜脱症候群
37巻4号(2002年3月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌に伴う問題点
37巻3号(2002年2月発行)
特集 消化管感染症2002
37巻2号(2002年2月発行)
今月の主題 4型大腸癌とその鑑別診断
37巻1号(2002年1月発行)
今月の主題 食道m3・sm1癌の診断と遠隔成績
36巻13号(2001年12月発行)
今月の主題 早期胃癌診療の実態と問題点
36巻12号(2001年11月発行)
今月の主題 十二指腸の小病変
36巻11号(2001年10月発行)
今月の主題 sm massive以深に浸潤した10mm以下の大腸癌
36巻10号(2001年9月発行)
今月の主題 縮小治療のための胃癌の粘膜内浸潤範囲診断
36巻9号(2001年8月発行)
今月の主題 GIST(gastrointestinal stromal tumor)―概念と臨床的取り扱い
36巻8号(2001年7月発行)
今月の主題 多発食道癌
36巻7号(2001年6月発行)
今月の主題 小腸腫瘍―分類と画像所見
36巻6号(2001年5月発行)
今月の主題 早期大腸癌の深達度診断にEUSと拡大内視鏡は必要か
36巻5号(2001年4月発行)
今月の主題 早期の食道胃接合部癌
36巻4号(2001年3月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎診断基準の問題点
36巻3号(2001年2月発行)
特集 消化管癌の深達度診断
36巻2号(2001年2月発行)
今月の主題 Crohn病診断基準の問題点
36巻1号(2001年1月発行)
今月の主題 表層型胃悪性リンパ腫の鑑別診断―治療法選択のために
35巻13号(2000年12月発行)
今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望
35巻12号(2000年11月発行)
今月の主題 早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして
35巻11号(2000年10月発行)
今月の主題 胃カルチノイド―新しい考え方
35巻10号(2000年9月発行)
今月の主題 食道アカラシア
35巻9号(2000年8月発行)
今月の主題 薬剤性腸炎―最近の話題
35巻8号(2000年7月発行)
今月の主題 多発大腸癌
35巻7号(2000年6月発行)
今月の主題 胃の“pre-linitis plastica”型癌
35巻6号(2000年5月発行)
今月の主題 腸管の血管性病変―限局性腫瘍状病変を中心に
35巻5号(2000年4月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の消化性潰瘍の経過―3年以上の症例を中心に
35巻4号(2000年3月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―初期病巣から粘膜下層癌へ
35巻3号(2000年2月発行)
特集 消化管ポリポーシス2000
35巻2号(2000年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患における生検の役割
35巻1号(2000年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の基本所見とピットフォール
34巻13号(1999年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の内視鏡診断は病理診断にどこまで近づくか
34巻12号(1999年11月発行)
今月の主題 胃癌診断における生検の現状と問題点
34巻11号(1999年10月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―Helicobacter pylori除菌後の経過
34巻10号(1999年9月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過―10年以上の症例を中心に
34巻9号(1999年8月発行)
今月の主題 早期胃癌のEUS診断
34巻8号(1999年7月発行)
今月の主題 逆流性食道炎―分類・診断・治療
34巻7号(1999年6月発行)
今月の主題 AIDSとATLの消化管病変
34巻6号(1999年5月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡的切除をめぐって
34巻5号(1999年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡的切除後の局所再発―腺腫・m癌を中心に
34巻4号(1999年3月発行)
今月の主題 胃型の分化型胃癌―病理診断とその特徴
34巻3号(1999年2月発行)
特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割
34巻2号(1999年2月発行)
今月の主題 Barrett上皮と食道腺癌
34巻1号(1999年1月発行)
今月の主題 Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点
33巻13号(1998年12月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の遺残再発―診断と治療
33巻12号(1998年11月発行)
今月の主題 胃癌EMRの完全切除の判定基準を求めて
33巻11号(1998年10月発行)
今月の主題 早期大腸癌の組織診断―諸問題は解決されたか
33巻10号(1998年9月発行)
今月の主題 腸管子宮内膜症
33巻9号(1998年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の話題
33巻8号(1998年7月発行)
今月の主題 胃炎―Sydney SystemとHelicobacter pylori
33巻7号(1998年6月発行)
食道癌
33巻6号(1998年5月発行)
今月の主題 鋸歯状腺腫(serrated adenoma)とその周辺
33巻5号(1998年4月発行)
今月の主題 大腸疾患の診断に注腸X線検査は必要か
33巻4号(1998年3月発行)
今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か
33巻3号(1998年2月発行)
特集 消化管悪性リンパ腫1998
33巻2号(1998年2月発行)
今月の主題 消化管病変の三次元画像診断―現状と展望
33巻1号(1998年1月発行)
今月の主題 「胃と腸」33年間の歩みからみた早期癌
32巻13号(1997年12月発行)
との鑑別を中心に
32巻12号(1997年11月発行)
今月の主題 腺領域からみた胃病変
32巻11号(1997年10月発行)
今月の主題 Is型大腸sm癌を考える
32巻10号(1997年9月発行)
今月の主題 早期食道癌―X線診断の進歩
32巻9号(1997年8月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (2)癌以外の病変
32巻8号(1997年7月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (1)癌
32巻7号(1997年6月発行)
今月の主題 感染性腸炎(腸結核を除く)
32巻6号(1997年5月発行)
今月の主題 早期胃癌から進行癌への進展
32巻5号(1997年4月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の食道表在癌
32巻4号(1997年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫症―最近の知見
32巻3号(1997年2月発行)
特集 炎症性腸疾患1997
32巻2号(1997年2月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌―縮小手術をめざして
32巻1号(1997年1月発行)
今月の主題 胃sm癌の細分類―治療法選択の指標として
31巻13号(1996年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の自然史
31巻12号(1996年11月発行)
今月の主題 未分化型小胃癌はなぜ少ないか
31巻11号(1996年10月発行)
今月の主題 微細表面構造からみた大腸腫瘍の診断
31巻10号(1996年9月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除後の経過
31巻9号(1996年8月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的粘膜切除―適応拡大をめぐる問題点
31巻8号(1996年7月発行)
今月の主題 Helicobacter Pyloriと胃リンパ腫
31巻7号(1996年6月発行)
今月の主題 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)
31巻6号(1996年5月発行)
今月の主題 食道dysplasia―経過観察例の検討
31巻5号(1996年4月発行)
今月の主題 表層拡大型早期胃癌
31巻4号(1996年3月発行)
今月の主題 新しいCrohn病診断基準(案)
31巻3号(1996年2月発行)
特集 図説 形態用語の使い方・使われ方
31巻2号(1996年2月発行)
今月の主題 いわゆる表層拡大型大腸腫瘍とは
31巻1号(1996年1月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫
30巻13号(1995年12月発行)
今月の主題 小腸画像診断の新しい展開
30巻12号(1995年11月発行)
今月の主題 大腸腺腫の診断と取り扱い
30巻11号(1995年10月発行)
今月の主題 食道表在癌の発育進展―症例から学ぶ
30巻10号(1995年9月発行)
今月の主題 微小胃癌
30巻9号(1995年8月発行)
今月の主題 胃の平滑筋腫と平滑筋肉腫―新しい視点を求めて
30巻8号(1995年7月発行)
今月の主題 表層拡大型食道表在癌
30巻7号(1995年6月発行)
今月の主題 大腸の悪性リンパ腫
30巻6号(1995年5月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍の形態を示した胃癌
30巻5号(1995年4月発行)
今月の主題 colitic cancer―微細診断をめざして
30巻4号(1995年3月発行)
今月の主題 腸結核
30巻3号(1995年2月発行)
特集 早期食道癌1995
30巻2号(1995年2月発行)
今月の主題 表面型大腸癌の発育と経過
30巻1号(1995年1月発行)
今月の主題 胃癌の診断と治療―最近の動向
29巻13号(1994年12月発行)
今月の主題 上部消化管病変の特徴からみた全身性疾患
29巻12号(1994年11月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその臨床
29巻11号(1994年10月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその意義
29巻10号(1994年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の分化型癌
29巻9号(1994年8月発行)
今月の主題 食道のヨード不染帯
29巻8号(1994年7月発行)
今月の主題 胆管癌の画像と病理
29巻7号(1994年6月発行)
今月の主題 多発胃癌
29巻6号(1994年5月発行)
今月の主題 アフタ様病変のみのCrohn病
29巻5号(1994年4月発行)
今月の主題 大腸Crohn病―非定型例の診断を中心に
29巻4号(1994年3月発行)
今月の主題 食道粘膜癌―新しい病型分類とその診断
29巻3号(1994年2月発行)
特集 早期大腸癌1994
29巻2号(1994年2月発行)
今月の主題 胃良・悪性境界病変の生検診断と治療方針
29巻1号(1994年1月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える
28巻13号(1993年12月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的根治切除―適応拡大の可能性と限界を探る
28巻12号(1993年11月発行)
今月の主題 消化管ポリポーシス―最近の知見
28巻11号(1993年10月発行)
今月の主題 大腸癌の深達度診断
28巻10号(1993年9月発行)
今月の主題 胃悪性リンパ腫―診断の変遷
28巻9号(1993年8月発行)
今月の主題 虚血性腸病変の新しい捉え方
28巻8号(1993年7月発行)
今月の主題 大腸癌存在診断の実態―m癌を除く
28巻7号(1993年6月発行)
今月の主題 十二指腸腫瘍
28巻6号(1993年5月発行)
今月の主題 大腸腫瘍切除後の経過追跡
28巻5号(1993年4月発行)
今月の主題 腸管アフタ様病変
28巻4号(1993年3月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(2)臨床経過と難治化の要因
28巻3号(1993年2月発行)
特集 早期胃癌1993
28巻2号(1993年2月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除術
28巻1号(1993年1月発行)
今月の主題 胃癌は変わったか―その時代的変遷
27巻12号(1992年12月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(1)治癒予測を中心に
27巻11号(1992年11月発行)
今月の主題 大腸pm癌
27巻10号(1992年10月発行)
今月の主題 胃癌の深達度診断mとsmの鑑別―内視鏡的治療のために
27巻9号(1992年9月発行)
今月の主題 逆流性食道炎を見直す
27巻8号(1992年8月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍の臨床診断の諸問題
27巻7号(1992年7月発行)
今月の主題 出血を来した小腸病変の画像診断
27巻6号(1992年6月発行)
今月の主題 早期大腸癌の病理診断の諸問題―小病変の診断を中心に
27巻5号(1992年5月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌診断の現状
27巻4号(1992年4月発行)
今月の主題 大腸のいわゆる結節集簇様病変
27巻3号(1992年3月発行)
今月の主題 腸型Behçet病・simple ulcerの経過
27巻2号(1992年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度を読む
27巻1号(1992年1月発行)
今月の主題 胃癌の自然史を追う―経過追跡症例から
26巻12号(1991年12月発行)
今月の主題 集検発見胃癌の特徴
26巻11号(1991年11月発行)
今月の主題 膠原病と腸病変
26巻10号(1991年10月発行)
今月の主題 胃癌の組織型分類とその臨床的意義
26巻9号(1991年9月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌の診断に迫る―潰瘍の良・悪性の鑑別
26巻8号(1991年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌の治療
26巻7号(1991年7月発行)
今月の主題 大腸sm癌の診断
26巻6号(1991年6月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過
26巻5号(1991年5月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の長期経過
26巻4号(1991年4月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(2)―内視鏡的根治切除の評価
26巻3号(1991年3月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(1)―根治を目的として
26巻2号(1991年2月発行)
今月の主題 食道“dysplasia”の存在を問う
26巻1号(1991年1月発行)
今月の主題 早期胃癌―診断の基本と方法
25巻12号(1990年12月発行)
今月の主題 早期胃癌類似進行癌の診断
25巻11号(1990年11月発行)
今月の主題 直腸のいわゆる粘膜脱症候群
25巻10号(1990年10月発行)
今月の主題 中垂腫瘤
25巻9号(1990年9月発行)
今月の主題 早期食道癌を問う
25巻8号(1990年8月発行)
今月の主題 臨床経過からみた胃生検の問題点
25巻7号(1990年7月発行)
今月の主題 小さな表面型(Ⅱ型)大腸上皮性腫瘍
25巻6号(1990年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(2)―大腸病変を中心に
25巻5号(1990年5月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(1)―小腸・回盲部病変を中心に
25巻4号(1990年4月発行)
今月の主題 Barrett食道
25巻3号(1990年3月発行)
今月の主題 胃癌の切除範囲をどう決めるのか
25巻2号(1990年2月発行)
今月の主題 膵囊胞性疾患―動態診断の基礎と臨床
25巻1号(1990年1月発行)
今月の主題 上部消化管X線検査の現状の反省と将来―検査モデルを求めて
24巻12号(1989年12月発行)
今月の主題 小さな未分化型胃癌―分化型と比較して
24巻11号(1989年11月発行)
今月の主題 いわゆる“十二指腸炎”の諸問題
24巻10号(1989年10月発行)
今月の主題 分類困難な腸の炎症性疾患
24巻9号(1989年9月発行)
今月の主題 胃粘膜下腫瘍の診断―現況と進歩
24巻8号(1989年8月発行)
今月の主題 腸のカルチノイド
24巻7号(1989年7月発行)
今月の主題 胆道疾患の非手術的治療の進歩
24巻6号(1989年6月発行)
今月の主題 急性胃粘膜病変(AGML)
24巻5号(1989年5月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(2)
24巻4号(1989年4月発行)
今月の主題 胃・十二指腸出血の非手術的治療
24巻3号(1989年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(2)
24巻2号(1989年2月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(1)
24巻1号(1989年1月発行)
今月の主題 噴門部陥凹型早期胃癌の診断
23巻12号(1988年12月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(1)
23巻11号(1988年11月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―逆追跡症例を中心に
23巻10号(1988年10月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌
23巻9号(1988年9月発行)
今月の主題 大腸内視鏡検査法―手技を中心として
23巻8号(1988年8月発行)
今月の主題 小さな膵癌―小病変の鑑別診断をめぐって
23巻7号(1988年7月発行)
今月の主題 微小胃癌診断―10年の進歩
23巻6号(1988年6月発行)
今月の主題 びまん浸潤型大腸癌と転移性大腸癌
23巻5号(1988年5月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍と超音波内視鏡
23巻4号(1988年4月発行)
今月の主題 内視鏡的胃粘膜切除の臨床―ジャンボ・バイオプシーをめぐって
23巻3号(1988年3月発行)
今月の主題 消化管形態診断の将来はどうあるべきか
23巻2号(1988年2月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(2)
23巻1号(1988年1月発行)
今月の主題 X線・内視鏡所見と切除標本・病理所見との対比(胃)
22巻12号(1987年12月発行)
今月の主題 早期食道癌の問題点
22巻11号(1987年11月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(1)
22巻10号(1987年10月発行)
今月の主題 胃のDieulafoy潰瘍
22巻9号(1987年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の癌―Ⅱcを中心として
22巻8号(1987年8月発行)
今月の主題 陥凹型早期大腸癌
22巻7号(1987年7月発行)
今月の主題 腸結核と癌
22巻6号(1987年6月発行)
今月の主題 胃の腺腫とは―現状と問題点
22巻5号(1987年5月発行)
今月の主題 胆囊癌の診断―発育進展を中心に
22巻4号(1987年4月発行)
今月の主題 小さな大腸癌―早期診断のために
22巻3号(1987年3月発行)
今月の主題 直腸・肛門部病変の新しい診かた
22巻2号(1987年2月発行)
今月の主題 陥凹型早期胃癌の深達度診断
22巻1号(1987年1月発行)
今月の主題 電子スコープの現況
21巻12号(1986年12月発行)
今月の主題 大腸のvillous tumor
21巻11号(1986年11月発行)
今月の主題 消化性潰瘍のトピックス(2)―胃粘膜防御機構を中心に
21巻10号(1986年10月発行)
受容体拮抗薬のもたらした諸問題
21巻9号(1986年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎と大腸癌
21巻8号(1986年8月発行)
今月の主題 胃癌肉眼分類の問題点―進行癌を中心として
21巻7号(1986年7月発行)
今月の主題 膵の囊胞性疾患―その診断の進歩
21巻6号(1986年6月発行)
今月の主題 大腸生検の問題点―炎症性疾患の経過を中心に
21巻5号(1986年5月発行)
今月の主題 早期胆嚢癌―その診断の進歩
21巻4号(1986年4月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌の診断
21巻3号(1986年3月発行)
今月の主題 大腸早期癌診断におけるX線と内視鏡との比較
21巻2号(1986年2月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(2)
21巻1号(1986年1月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(1)
20巻12号(1985年12月発行)
今月の主題 食道癌の早期診断
20巻11号(1985年11月発行)
今月の主題 内視鏡的乳頭括約筋切開術の長期成績
20巻10号(1985年10月発行)
今月の主題 大腸ポリペクトミー後の経過
20巻9号(1985年9月発行)
今月の主題 胃癌診断におけるルーチン検査の確かさ―部位別・大きさ別の検討
20巻8号(1985年8月発行)
今月の主題 大腸癌の発育・進展
20巻7号(1985年7月発行)
今月の主題 小腸診断学の進歩―実際から最先端まで
20巻6号(1985年6月発行)
今月の主題 慢性胃炎をどう考えるか
20巻5号(1985年5月発行)
今月の主題 食道静脈瘤の硬化療法
20巻4号(1985年4月発行)
今月の主題 膵・胆道の形成異常
20巻3号(1985年3月発行)
今月の主題 大腸診断学の歩みと展望
20巻2号(1985年2月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―良性疾患を中心として
20巻1号(1985年1月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―早期胃癌を中心として
19巻12号(1984年12月発行)
今月の主題 消化管癌の診断におけるUS・CTの役割
19巻11号(1984年11月発行)
今月の主題 膵癌の治療成績
19巻10号(1984年10月発行)
今月の主題 胃生検の問題点
19巻9号(1984年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の治癒判定
19巻8号(1984年8月発行)
今月の主題 胃癌の内視鏡的治療
19巻7号(1984年7月発行)
今月の主題 早期胃癌の再発死亡例をめぐって
19巻6号(1984年6月発行)
今月の主題 大腸腺腫症の経過と予後
19巻5号(1984年5月発行)
受容体拮抗薬の位置づけ
19巻4号(1984年4月発行)
今月の主題 肝内結石症―最近の知見をめぐって
19巻3号(1984年3月発行)
今月の主題 Crohn病の経過
19巻2号(1984年2月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(2)
19巻1号(1984年1月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(1)
18巻12号(1983年12月発行)
今月の主題 Crohn病の診断
18巻11号(1983年11月発行)
今月の主題 逆流性食道炎
18巻10号(1983年10月発行)
今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見
18巻9号(1983年9月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(2)―診断の現状
18巻8号(1983年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌
18巻7号(1983年7月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―治療と経過を中心に
18巻6号(1983年6月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(1)―良性病変と鑑別困難な早期癌
18巻5号(1983年5月発行)
今月の主題 消化管の悪性病変と皮膚病変
18巻4号(1983年4月発行)
今月の主題 急性腸炎(2)―主として感染性腸炎
18巻3号(1983年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
18巻2号(1983年2月発行)
今月の主題 急性腸炎(1)―主として抗生物質起因性大腸炎
18巻1号(1983年1月発行)
今月の主題 臨床の場における上部消化管スクリーニング法―X線と内視鏡
17巻12号(1982年12月発行)
今月の主題 残胃の癌
17巻11号(1982年11月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(2)技術の進歩と展開
17巻10号(1982年10月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(1)診断能と限界―特に総合画像診断における位置づけ
17巻9号(1982年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻8号(1982年8月発行)
今月の主題 小腸X線検査法の進歩
17巻7号(1982年7月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の病態生理
17巻6号(1982年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(3)―早期胆道癌の診断を目指して
17巻5号(1982年5月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(3)―臨床と病理
17巻4号(1982年4月発行)
今月の主題 胃の隆起性病変(polypoid lesion)―その形態と経過
17巻3号(1982年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻2号(1982年2月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(2)―陥凹型症例
17巻1号(1982年1月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(1)―隆起型症例
16巻12号(1981年12月発行)
今月の主題 胃のⅡb病変
16巻11号(1981年11月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(2)―胆管異常を中心として
16巻10号(1981年10月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(2)
16巻9号(1981年9月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(1)
16巻8号(1981年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
16巻7号(1981年7月発行)
今月の主題 実験胃癌とヒト胃癌
16巻6号(1981年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として
16巻5号(1981年5月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過
16巻4号(1981年4月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(3)―鑑別
16巻3号(1981年3月発行)
今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理
16巻2号(1981年2月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫
16巻1号(1981年1月発行)
今月の主題 早期胃癌は変貌したか
15巻12号(1980年12月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2)
15巻11号(1980年11月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1)
15巻10号(1980年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
15巻9号(1980年9月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(1)―悪性リンパ腫
15巻8号(1980年8月発行)
今月の主題 大腸憩室
15巻7号(1980年7月発行)
今月の主題 消化管出血と非手術的止血
15巻6号(1980年6月発行)
今月の主題 小膵癌診断への挑戦
15巻5号(1980年5月発行)
今月の主題 胃のGiant Rugae
15巻4号(1980年4月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃早期癌と比較して
15巻3号(1980年3月発行)
今月の主題 症例特集
15巻2号(1980年2月発行)
今月の主題 腺境界と胃病変
15巻1号(1980年1月発行)
今月の主題 胃病変の時代的変貌
14巻12号(1979年12月発行)
今月の主題 胃癌の化学療法
14巻11号(1979年11月発行)
今月の主題 急性胃病変と慢性胃潰瘍の関連をめぐって
14巻10号(1979年10月発行)
今月の主題 消化管の健診を考える
14巻9号(1979年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻8号(1979年8月発行)
今月の主題 微小胃癌
14巻7号(1979年7月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(2)―Intestinal Behcetを中心に
14巻6号(1979年6月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(1)―いわゆる“Simple Ulcer”を中心に
14巻5号(1979年5月発行)
今月の主題 消化管と血管病変
14巻4号(1979年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻3号(1979年3月発行)
今月の主題 X線と内視鏡との協力
14巻2号(1979年2月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(2)
14巻1号(1979年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(1)
13巻12号(1978年12月発行)
今月の主題 クローン病(3)―疑診例を中心に
13巻11号(1978年11月発行)
今月の主題 食道・胃 境界領域癌の問題点
13巻10号(1978年10月発行)
今月の主題 胃・十二指腸 併存潰瘍
13巻9号(1978年9月発行)
今月の主題 腸結核(3)―疑診例を中心に
13巻8号(1978年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
13巻7号(1978年7月発行)
今月の主題 慢性膵炎
13巻6号(1978年6月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の治療の検討
13巻5号(1978年5月発行)
今月の主題 消化管粘膜拡大観察と病態生理
13巻4号(1978年4月発行)
今月の主題 クローン病(2)
13巻3号(1978年3月発行)
今月の主題 クローン病(1)
13巻2号(1978年2月発行)
今月の主題 急性胃潰瘍とその周辺
13巻1号(1978年1月発行)
今月の主題 胃癌の発育経過
12巻12号(1977年12月発行)
今月の主題 腸結核(2)―大腸を主として
12巻11号(1977年11月発行)
今月の主題 腸結核(1)―小腸を主として
12巻10号(1977年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻9号(1977年9月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(2)
12巻8号(1977年8月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(1)
12巻7号(1977年7月発行)
今月の主題 残胃病変
12巻6号(1977年6月発行)
今月の主題 胆道癌の診断と治療
12巻5号(1977年5月発行)
今月の主題 高齢者の胃病変の特徴
12巻4号(1977年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻3号(1977年3月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変
12巻2号(1977年2月発行)
今月の主題 S状結腸癌
12巻1号(1977年1月発行)
今月の主題 胃癌―5年以後の再発
11巻12号(1976年12月発行)
今月の主題 放射線診断の最近の進歩
11巻11号(1976年11月発行)
今月の主題 Endoscopic Surgery
11巻10号(1976年10月発行)
今月の主題 胃スキルスの病理
11巻9号(1976年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
11巻8号(1976年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の趨勢
11巻7号(1976年7月発行)
今月の主題 pm胃癌
11巻6号(1976年6月発行)
今月の主題 食道・噴門境界部の病変
11巻5号(1976年5月発行)
今月の主題 胃潰瘍癌の考え方
11巻4号(1976年4月発行)
今月の主題 研究・症例特集
11巻3号(1976年3月発行)
今月の主題 早期食道癌
11巻2号(1976年2月発行)
今月の主題 小腸疾患の現況
11巻1号(1976年1月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類の再検討
10巻12号(1975年12月発行)
今月の主題 全身性疾患と消化管
10巻11号(1975年11月発行)
今月の主題 胃の良・悪性境界領域病変
10巻10号(1975年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻9号(1975年9月発行)
今月の主題 消化管疾患の新しい診断法
10巻8号(1975年8月発行)
今月の主題 クローン病とその周辺
10巻7号(1975年7月発行)
今月の主題 消化管の非上皮性腫瘍
10巻6号(1975年6月発行)
今月の主題 消化管憩室
10巻5号(1975年5月発行)
今月の主題 消化管カルチノイド
10巻4号(1975年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻3号(1975年3月発行)
今月の主題 胃ポリープの癌化をめぐって
10巻2号(1975年2月発行)
今月の主題 胃粘膜―(2)潰瘍,ポリープの背景として
10巻1号(1975年1月発行)
今月の主題 胃粘膜―(1)早期胃癌の背景として
9巻12号(1974年12月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(2)―膵炎を中心に
9巻11号(1974年11月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(1)―膵炎を中心に
9巻10号(1974年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻9号(1974年9月発行)
今月の主題 消化管の特殊なポリポージス
9巻8号(1974年8月発行)
今月の主題 胃潰瘍の最近の問題点
9巻7号(1974年7月発行)
今月の主題 盲腸・上行結腸の診断
9巻6号(1974年6月発行)
今月の主題 胃を除く上腹部腫瘤の診断
9巻5号(1974年5月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻4号(1974年4月発行)
今月の主題 意外な進展を示す胃癌
9巻3号(1974年3月発行)
今月の主題 内視鏡的ポリペクトミー
9巻2号(1974年2月発行)
今月の主題 食道・腸の生検
9巻1号(1974年1月発行)
今月の主題 胃の生検
8巻12号(1973年12月発行)
今月の主題 十二指腸疾患の最新の診断
8巻11号(1973年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻10号(1973年10月発行)
今月の主題 表層拡大型胃癌
8巻9号(1973年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の良・悪性の鑑別診断
8巻8号(1973年8月発行)
今月の主題 早期胃癌と線状潰瘍の合併
8巻7号(1973年7月発行)
今月の主題 消化管出血の緊急診断
8巻6号(1973年6月発行)
今月の主題 大腸疾患 最新の話題
8巻5号(1973年5月発行)
今月の主題 胃癌の経過
8巻4号(1973年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻3号(1973年3月発行)
今月の主題 内視鏡的膵・胆管造影
8巻2号(1973年2月発行)
今月の主題 消化管の悪性リンパ腫
8巻1号(1973年1月発行)
今月の主題 急性胃病変の臨床
7巻12号(1972年12月発行)
今月の主題 腸の潰瘍性病変
7巻11号(1972年11月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部病変
7巻10号(1972年10月発行)
今月の主題 食道炎と食道静脈瘤
7巻9号(1972年9月発行)
今月の主題 胃集検で発見された胃潰瘍
7巻8号(1972年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
7巻7号(1972年7月発行)
今月の主題 若年者の消化管癌
7巻6号(1972年6月発行)
今月の主題 胃癌浸潤程度の診断
7巻5号(1972年5月発行)
今月の主題 悪性サイクル
7巻4号(1972年4月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類起草10年
7巻3号(1972年3月発行)
今月の主題 早期胃癌臨床診断の実態(診断成績の推移と問題点)
7巻2号(1972年2月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌
7巻1号(1972年1月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌
6巻13号(1971年12月発行)
今月の主題 Ⅱa+Ⅱc型早期胃癌
6巻12号(1971年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
6巻11号(1971年10月発行)
今月の主題 胃前壁病変の診断
6巻10号(1971年9月発行)
今月の主題 便秘と下痢
6巻9号(1971年8月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の病変
6巻8号(1971年7月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の診断
6巻7号(1971年6月発行)
今月の主題 腸上皮化生
6巻5号(1971年5月発行)
今月の主題 症例特集号
6巻6号(1971年5月発行)
特集 胃集団検診
6巻4号(1971年4月発行)
今月の主題 消化管穿孔
6巻3号(1971年3月発行)
今月の主題 早期胃癌と紛らわしい病変
6巻2号(1971年2月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌
6巻1号(1971年1月発行)
今月の主題 隆起性早期胃癌
5巻13号(1970年12月発行)
今月の主題 胃潰瘍の再発・再燃
5巻12号(1970年11月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻11号(1970年10月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃を除く消化器の早期癌(2)
5巻10号(1970年9月発行)
今月の主題 胃を除く消化器の早期癌(1)
5巻9号(1970年8月発行)
今月の主題 高位の胃病変
5巻8号(1970年7月発行)
今月の主題 診断された微小胃癌
5巻7号(1970年6月発行)
特集 胃生検特集
5巻6号(1970年6月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻5号(1970年5月発行)
今月の主題 早期胃癌再発例の検討
5巻4号(1970年4月発行)
今月の主題 胆のう胆道疾患診断法の最近の進歩
5巻3号(1970年3月発行)
今月の主題 胃肉腫
5巻2号(1970年2月発行)
今月の主題 線状潰瘍
5巻1号(1970年1月発行)
今月の主題 胃癌の経過
4巻12号(1969年12月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎
4巻11号(1969年11月発行)
今月の主題 十二指腸の精密診断
4巻10号(1969年10月発行)
今月の主題 早期癌とその周辺
4巻9号(1969年9月発行)
今月の主題 胃癌の5年生存率
4巻8号(1969年8月発行)
今月の主題 X線・内視鏡で良性様所見を呈した生検陽性例
4巻7号(1969年7月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(2)
4巻6号(1969年6月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(1)
4巻5号(1969年5月発行)
今月の主題 稀な胃病変
4巻4号(1969年4月発行)
今月の主題 小腸の検査法
4巻3号(1969年3月発行)
今月の主題 胃癌深達度の診断と経過観察
4巻2号(1969年2月発行)
今月の主題 上部消化管の出血
4巻1号(1969年1月発行)
今月の主題 大彎側の病変
3巻13号(1968年12月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌の経過
3巻12号(1968年11月発行)
今月の主題 多発胃癌
3巻11号(1968年10月発行)
今月の主題 食道
3巻10号(1968年9月発行)
今月の主題 直視下診断法
3巻9号(1968年8月発行)
今月の主題 消化管の医原性疾患
3巻8号(1968年7月発行)
今月の主題 進行癌の問題点
3巻7号(1968年6月発行)
今月の主題 胃癌の発生
3巻6号(1968年6月発行)
今月の主題 前癌病変としての胃潰瘍とポリープの意義
3巻5号(1968年5月発行)
今月の主題 胃の巨大皺襞
3巻4号(1968年4月発行)
今月の主題 胃の食物輸送機能
3巻3号(1968年3月発行)
今月の主題 大腸・直腸
3巻2号(1968年2月発行)
今月の主題 胃集団検診と早期胃癌
3巻1号(1968年1月発行)
今月の主題 早期胃癌研究の焦点
2巻12号(1967年12月発行)
今月の主題 小腸
2巻11号(1967年11月発行)
今月の主題 慢性胃炎2
2巻10号(1967年10月発行)
今月の主題 慢性胃炎1
2巻9号(1967年9月発行)
今月の主題 胃の多発性潰瘍
2巻8号(1967年8月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍
2巻7号(1967年7月発行)
今月の主題 胃切除後の問題
2巻6号(1967年6月発行)
今月の主題 胃のびらん
2巻5号(1967年5月発行)
今月の主題 早期胃癌の鑑別診断
2巻4号(1967年4月発行)
今月の主題 胃微細病変の診断
2巻3号(1967年3月発行)
今月の主題 胃液分泌の基礎と臨床
2巻2号(1967年2月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔2〕
2巻1号(1967年1月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔1〕