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文献詳細

雑誌文献

胃と腸11巻4号

1976年04月発行

今月の主題 研究・症例特集

症例

幽門前部潰瘍の穿通に続発した“Double pylorus”

所属機関: 1

ページ範囲:P.483 - P.485

文献概要

 Double pylorusは稀なもので,文献的にもわずかの報告がみられるにすぎない1)~7).しかし,最近ではレントゲン検査技術が進歩し,内視鏡検査も頻繁に行われるようになってdouble pylorusの診断は増加してきている.文献的にはその発生について後天的とするものと先天的とする2つの説がある1)~7).また,診断は外科手術の時にやっと得られるものも多いが,一方double pylorusがレントゲン的ないし内視鏡的に特徴ある所見を示したという報告もある.

 著者らの例は幽門前部潰瘍の穿通に続いて発生した後天的double pylorusの1例である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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