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文献詳細

雑誌文献

胃と腸11巻6号

1976年06月発行

文献概要

今月の主題 食道・噴門境界部の病変 座談会

食道・胃境界部領域病変の特殊性

著者: 熊谷義也1 木暮喬2 安藤博3 赤坂裕三4 小林世美5 長与健夫6 竹本忠良7

所属機関: 1慶応大学外科 2東京大学放射線科 3東京慈恵会医科大学第1外科 4京都府立医科大学公衆衛生学 5愛知県がんセンター内科 6愛知県がんセンター病理部 7東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.728 - P.740

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 竹本(司会)本日は,諸先生たいへんお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございました.早速「食道・胃境界部領域の病変の特殊性」というたいへん魅力的なテーマの座談会を開きたいと思います.

 人の消化管にはいくつかのbarrierがあるわけですが,そのなかでも,従来噴門といわれているところは,解剖学的にも,機能的にも複雑な問題をもっておりまして,現在なおミステリーに包まれている領域だと思います.最近X線,内視鏡などの診断法,あるいは消化管ホルモンの研究の急速な進歩によって,食道・胃境界部領域病変の特殊性というテーマもかなりおもしろく論議できるようになってきたわけです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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