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文献詳細

雑誌文献

胃と腸11巻6号

1976年06月発行

文献概要

研究

食道静脈瘤の内視鏡分類とその臨床的意義

著者: 熊谷義也1 幕内博康1 都築俊治2 飯田修平2 中西泉2 関淳2 納賀克彦2 高橋啓泰2 山崎栄龍1 有森正樹3

所属機関: 1財団法人慶応がんセンター 2慶応義塾大学医学都外科学教室 3国立東京第2病院外科

ページ範囲:P.741 - P.750

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 食道静脈瘤の内視鏡診断は,食道ファイバースコープの開発されなかった硬性食道鏡の時代では,ほとんど行われなかったのが実情であった.食道静脈瘤は食道鏡の禁忌とするものも,また検査を行いうるとしたものもあるが1),十分な観察は困難であったようで,詳細な観察所見の発表は少なかった.

 わが国において食道ファイバースコープの導入が行われたのは,著者らがアメリカンチストスコープ社製食道ファイバースコープを用いて,その結果を1965年春,第7回内視鏡学会に発表したのが最初であった2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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