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文献概要
症例
アフタ様大腸炎
著者: 吉川邦生1 森克巳1
所属機関: 1京都市立病院内科消化器科
ページ範囲:P.793 - P.801
文献購入ページに移動 腸管の炎症性疾患のうち,細菌,ウイルス,真菌,寄生虫等の病原体の同定できる感染症や,化学薬品,物理的原因,循環障害等の原因の明らかなものおよび非特異性の潰瘍性大腸炎や限局性腸炎は疾患概念として確立されており,診断も比較的容易である.
他方,下痢を主徴とし,原因不明で(全ての下痢の30~65%は原因不明とされている1)),軽症のため病理学的裏付がないまま,臨床的に漠然と急性腸炎と診断されている一群の症候群が存在する2)3).
他方,下痢を主徴とし,原因不明で(全ての下痢の30~65%は原因不明とされている1)),軽症のため病理学的裏付がないまま,臨床的に漠然と急性腸炎と診断されている一群の症候群が存在する2)3).
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