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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻1号

1977年01月発行

文献概要

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海外文献紹介「炎症性大腸疾患と誤ったアメーバ性大腸炎」

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター 第1内科

ページ範囲:P.32 - P.32

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Risk of Recurrence of Colon Polyps: L.G. Henry, R.E. Condon, W.J. Schulte, C. Aprahamian, J.J. De Cosse (Ann. Surg. 182: 511~515, 1975)

 アメーバ性大腸炎と炎症性大腸疾患の鑑別は,臨床症状,直腸鏡所見,大腸のX線上の変化などが,しばしば同じなのでときに不可能である.アメーバ性大腸炎の診断は,検便を度々やってアメーバを調べても,しばしばnegativeなため難かしく,またEntameba histolyticaはルチンの検索では見落されるかもしれないことを著者らは経験している.そこでAmebiasisのための間接赤血球凝集反応が,炎症性大腸疾患らしい患者で調べる必要のあることを知った.この論文は,炎症性大腸疾患とまちがえた10例のアメーバ性大腸炎を報告している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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