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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻1号

1977年01月発行

文献概要

今月の主題 胃癌―5年以後の再発 主題

胃癌切除例の術後10年以後の再発例

著者: 高木国夫1 足立担1 中島聡総1 大橋一郎1

所属機関: 1癌研究会附属病院外科

ページ範囲:P.47 - P.52

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 胃癌の術後再発は主として術後5年以内にみとめられるが,術後5年以上経過した症例の中にも,再発が時にみとめられる.しかし,この晩期再発の中でも,胃癌の根治手術後10年以上も経過して再発する例が稀であるが経験されている1)2)

 われわれは,胃癌術後10年以上経過した症例について,術後5年以後の再発例を検討したが,特に術後10年以後の再発例をとりあげて報告すると共に,特に残胃に癌がみとめられた際には,残胃再発か異時性重複癌かについても検討する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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