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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻1号

1977年01月発行

今月の主題 胃癌―5年以後の再発

主題

胃癌―5年以後の再発症例に対する再切除後生存例―残胃再発と再切除に関する考察

著者: 古澤元之助1 副島一彦2

所属機関: 1国立病院九州がんセンター消化器部外科 2九州大学医学部第2外科

ページ範囲:P.53 - P.60

文献概要

 早期胃癌症例の増加と,胃癌に対する広範リンパ節廓清や化学療法の併用によって,胃癌治癒切除後の5年生存率は60%を越えるようになったが,反面,術後5年を経ても再発をみる症例が少なくない.

 われわれは,胃癌で胃切除後7年6月と7年目に残胃再発を発見し,治癒再切除を行ない得て,再手術後10年と3年7月(初回手術後17年6月と13年2月)生存した2症例を経験しているので,この2症例を中心に,胃癌切除後5年以後の残胃再発と再切除とについて2,3の考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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