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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻1号

1977年01月発行

症例

小腸狭窄症状を呈した全身性進行性硬化症の1例

著者: 飯塚益生1 川満富裕1 具栄作1 馬来忠道1 木村信良1 高岡茂樹2

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第2外科 2東京医科歯科大学医学部病理

ページ範囲:P.111 - P.117

文献概要

 最近われわれは,5年前に発症した全身性進行性硬化症(Progressive Systemic Sclerosis,以下PSSと略す)症例で,1年前より多彩な消化器症状を伴い,また腸閉塞症を併発し,腸管切除術ならびに術後経中心静脈高カロリー輸液を10カ月間施行したという興味あるpssの1剖検症例を経験した.かかる症例の報告は内外の文献をみてもまれであり,外科医の立場からみたPSSの胃腸病変について若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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