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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻10号

1977年10月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

胆囊多発性ポリープの1例

著者: 波多江康剛1 菊池昌弘1 今井義治2 高野平八郎3

所属機関: 1福岡大学医学部第1病理 2福岡大学医学部第5内科 3福岡大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1353 - P.1357

文献概要

 胆囊に発生する良性腫瘍,とくに多発するものは稀とされている.われわれは,種々のタイプからなる多発性ポリープの1例を経験し,2,3の興味ある所見を得たので報告する.

症例

 患 者:52歳 女性

 家族歴:特記すべきことなし

 既往歴:25年前に胃潰瘍で内科的治療をうける.

 現病歴:数年前より食後の嘔気があり,1974年11月,当院第5内科受診,軽度の肝機能異常を指摘され経過観察中,1976年11月上旬より右季肋部痛が激しくなった.胃透視,DICなどの検査で胆囊結石と診断され11月24目入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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