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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻11号

1977年11月発行

文献概要

今月の主題 腸結核(1)―小腸を主として 巻頭対談

腸結核―鑑別診断をめぐって

著者: 岡治道1 望月孝規2

所属機関: 1国鉄中央保健管理所 2都立駒込病院病理科

ページ範囲:P.1449 - P.1453

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 望月 本日先生をおたつね申し上げましたのは,腸結核のお話をうかがうためでございます.この十数年の間,胃の疾患にっいてはわが国では診断の方法が普及し,また正確な診断が下せるようになりました.それと同じように腸の疾患にっいてもしっかりした診断を下さねばならないとおもっていますので…….

 岡 だけれども,いま腸結核はないでしょう.

 望月 はい.しかし,それ以外にいろいろな腸の非腫瘍性の病気があります.潰瘍性大腸炎とかべ一チェット病の潰瘍や,Crohn病などもそうです.

 岡 Crohn病の名前だけ知っているけれども,見たことはないです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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