文献詳細
今月の主題 腸結核(1)―小腸を主として
主題
全割による再構築からみた小腸結核のX線像―瘢痕を中心として
著者: 政信太郎1 入佐俊昭1 西俣寛人1 徳留一博1 西俣嘉人1
所属機関: 1鹿児島大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1497 - P.1509
文献概要
それは従来の診断学が総括的な所見だけで,肉眼所見の裏づけに乏しいこと,もう1つは腸結核自体が化学療法によってその様相が変わってきており,今日われわれが対象とするものには,黒丸の分類にみられるopen ulcerが少なく,瘢痕が大部分を占めるようになったためであろう.
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