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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻2号

1977年02月発行

文献概要

症例

胃巨大皺襞症(Ménétrier病)に進行胃癌を合併した1例

著者: 中沢三郎1 石黒三雄1 山本皓正1 早川礼介2 森孝3

所属機関: 1名古屋大学医学部第2内科 2愛知県総合保健センター 3森胃腸科

ページ範囲:P.247 - P.252

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 胃に巨大皺襞を認める疾患には良性のMénétrier's diseaseあるいはGiant hypertrophic gastritisといわれる巨大皺襞症と胃癌の浸潤による二次的な巨大皺襞を呈する疾患とがあるが,巨大皺襞症と胃癌とが合併した症例はきわめて稀である.

 著者らは最近,巨大皺襞症(Ménétrier病)と進行胃癌の合併例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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